2005年にアレア(ドイツ)から発売され、ドイツゲーム賞1位を獲得したゲーマーズゲーム『ルイ14世(TGiWレポート
プレイヤーは、動物マフィアの一員となり、組織や街の有力者に対し裏金工作を行い、組織の中で成りあがることを目指す。ボードには組織の幹部や有力者のマスがあり、それぞれに多くの裏金を出したプレイヤーがさまざまな特典を獲得できる。
裏金の置き方は、置いた場所から隣接するところに移していくいわゆる「ドーン歩き」というシステムで、1ヶ所に集中するか、広く浅くばらまくかの戦略性が生まれる。
特典の中にさまざまなトークンの獲得があり、特定の組み合わせで、町の建物を手に入れ、その特殊効果でゲームを有利に進めていく。『ルイ14世』と比べ、テーブルに並べていたカード類が全てボードになり、特殊効果のある街の建物もボード上にコマを置いて手に入れるようになった。これによってプレイアビリティと戦略性をさらに高めることに成功している。
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