箱から盗んだのは誰だ?『マフィア・デ・クーバ』日本語版、10月中旬発売

ホビージャパンは10月中旬、『マフィア・デ・クーバ(Mafia de Cuba)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・L.ラミィ&P.ドゥ・パリエール、アートワーク・T.ヴァルシェ、6~12人用、14歳以上、10~20分、3600円(税別)。
ルイ・メーム社(フランス)から2015年に発売された正体隠匿&推理ゲーム。日本国内では輸入版が流通していたが日本語版となって安定した在庫が望めるようになった。
舞台は1955年12月29日、革命前のキューバの首都ハバナ。マフィアのゴッドファーザー、ドン・アレッサンドロと部下たちの晩餐会で事件が起こる。彼が席を外している間、貴重なシガーボックスが子分たちの間を回っているうちに、中に入っていたダイヤモンドがなくなっているのだ。犯人は一体誰なのか?
1人がボスとなってゲームが始まる。ダイヤモンドとキャラクタートークンが入った箱を時計回りに回し、各プレイヤーは自分に箱が回ってきたら、ダイヤモンドを取るか、部下・FBI・タクシードライバーなどのキャラクタートークンを取る。1周したらボスは各プレイヤーに尋問し、ダイヤモンドを盗ったのが誰かをあぶり出す。泥棒だと当てたらダイヤモンドを取り返し、全部のダイヤモンドを取り返せたらボスおよび部下の勝利。規定回数間違えれば泥棒の勝利、泥棒だと思ったのがFBIだったらFBIの勝利となる。
「自分が開けたときはダイヤが全部ありました」と言った次の人が「私のときは2個少なくなっていました」と証言したとき、盗んだのは前の人か後の人か? 凝ったアートワークのシガーボックスが生み出す雰囲気も相まって、推理とブラフの渦巻く楽しいパーティーゲームだ。
内容物 ダイヤモンド15個、キャラクタートークン10枚、ジョーカートークン2枚、フェルト製の布袋1枚、ルールブックほか
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