プランBゲームズ、エッガートシュピーレを合併

プランBゲームズ(カナダ)のドイツ支社が、ハンブルクの出版社エッガートシュピーレを合併したことが、シュピールボックスの報道で判明した。『村の人生』や『キャメルアップ』などの作品は、今後プランBゲームズのレーベルで販売される。
プランBゲームズのドイツ支社はシュトゥットガルトにあるが、エッガートシュピーレのオフィスはハンブルクに留まり、P.エッガート社長はあと3年間開発に携わるとしている。販売は当面、ペガサスシュピーレと提携して行うが、その後は不透明となっている。
プランBゲームズは、F2ZエンターテインメントのCEOだったS.グラーヴェル氏が同社のアスモデグループ合併後、スタッフを引き連れて昨年秋に独立した会社。『ジャンクアート』をリリースしたプレッツェルゲームズのレーベルも所有している。第一作『センチュリー:スパイスロード』をリリースし注目されているほか、今後『パンデミック』のM.リーコックや、『ウボンゴ』のG.レヒトマンの作品を予定している。『センチュリー:スパイスロード』のドイツ語版はアバクスシュピーレ、日本語版はアークライトが制作している。
アスモデグループは欧米市場で急速に勢力を拡大しているが、ドイツ国内の出版社の地位を揺るがすまでには至っていない。そこでアスモデグループから独立したプランBゲームズがその一角を合併したことで、勢力図にどのような変化が起こるかが注目される。
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