1998年にFXシュミット(ドイツ)から発売された作品。受賞歴はなく、ほどなく絶版になってしまったが、多人数で遊べるトリックテイキングゲームとして日本国内の愛好者の間でも人気を集めていた。
親から1枚カードを出し、ほかの人も時計回りで(ある限り)同じ色のカードを出していき、全員が出したところで数字の一番高い人が取るという、オーソドックスなトリックテイキングだが、いくら取ってもプラス点になることはなく、ペッパーカード(各色の1)を持っていると取っただけマイナス点になってしまう。
ペッパーカードは自分の前に置いておき、手札の代わりに出すことができる。トリックで獲得してしまったペッパーカードも再放出できるのが特徴だ。誰かの手札がなくなってラウンド終了となるまで、うまくペッパーカードをほかの人に押し付けることはできるだろうか。