集団面接(Group Interview)

同じことをしているのに点数が違う

秘密の条件を推理して、面接官に気に入られることを目指す多人数ゲーム。今春のゲームマーケットの新作で、会場のデモプレイでも大いに盛り上がっていた。封筒にファイルケース入ったコンポーネントも目を引く。

面接官は、カードを6枚引いて、ファイルケースの中の+5~-5点に自由に配置する。そして、何の面接かを皆に告知してスタート。「今回はホストクラブの面接です」

集団面接

何の面接かをヒントにして、順番に1人ずつ、好きなアクションを行う。アクション中、面接官は6つの条件に当てはまるかどうかを採点し、最後に合計得点を言う。「0点!」一生懸命やったのに、0点だったときは虚しい。終わったら次の人のアクション。

そのうち、何かしらないが得点になったり失点になったりする人が出てくるので、得点になった人の真似をしてみる。「8点!」同じことをしているつもりなのに得点が下がってしまったりすることも。

2周目に入る前に、面接官はヒントを出す。「となりの人をお客さんに見立ててやってみて下さい。」この新しいヒントと、ほかの人の得点状況で、より高得点を目指す。1回目と2回目の合計得点が一番高い人が内定を勝ち得る。全員が面接官をするまで行い、内定の多い人が勝ち。

鴉さんの面接官は「教会」。お坊さんが2人いるんですけど・・・・・・といいつつやってみる。十字を切って、合掌して、隣の人の肩に手を当てて・・・「9点!」 それから皆が十字を切って合掌する流れ(笑)。実は目を閉じているか否かで加点があり、合掌しながら目を閉じている人と閉じていない人とで得点がばらけた。

同様の作品として『3つの掟(三戒)』があるが、コマなどを使わないためよりダイナミックで、シチュエーションも含めて大笑いして楽しめた。ある程度のハイテンションが求められるけれども。

集団面接
作者不明/ひとじゃらし(2013年)
5~9人/12歳以上/30分
ひとじゃらし:集団面接

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