本物のようなピザの箱に入ったボードゲーム。赤(トマト、ベーコン)、白(マッシュルーム、オニオン)、緑(ブロッコリー、ピーマン)の3手に分かれ、ピザ生地の上で戦う陣取りゲーム。運の要素は全くないが、ほかのプレイヤーの選択が予想外の展開を生む。
目的は自分の色のトッピングを全て生地の上に置くこと。毎ラウンド、はじめに1つずつトッピングを置く。すでにある自分のトッピングのとなりでなければ、どこに置いてもよい。
トッピングを置いたら、ピザカッターで切り目を入れる。各自、ダイスでどこに切れ目を入れるかシークレットビッド(振るのではない)。一斉にオープンして、その切れ目に木の棒を置く。切れ目は6択。これによって、ピザは6~7切れに切れる。
ピザを切ったら、ピースごとにどのトッピングが一番多いかをチェック。少数派だったトッピングは、最多数のトッピングに置き換えられる(同数の場合はそのまま)。写真は、手前の大きいピースで緑が最多数をとり、トッピングを置ききって緑(私)が勝利したところ。
どこに切れ目を入れるかが勝負のポイント。自分のトッピングが集まっているところを生かして最多を取り、またほかに取られないようにしたいところだが、ほかの2人の選択に大きく左右される。ほかの2人がどこに切れ目を入れたいか、ゲームに慣れるにつれてだんだん読めてくる。そうすると裏をかいたり、裏の裏をかいたりといったこともできるようになる。
Pizza Theory
G.パワーズ、B.パワーズ/グリフォンゲームズ(2012年)
2~3人用/6歳以上/15分
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