無理難題にチャレンジ
積み木を使って、お題を当ててもらうゲーム。さまざまな材質のアイテムがあった『それ何やねん?』より細かい表現が難しく、しかも回答は選択式ではないので相当チャレンジングだ。作者は『村の人生』のブラント夫妻。
親がお題カードを引いてスタート。積み木を使って表現し、ほかの人は思いついたものをどんどん回答する。正解したらその人にカードを渡して次のカード。こうして砂時計が落ちるまでに当ててもらった分だけ(親と当てた人の)得点になる。
茶色の積み木は汎用で何回でも使えるが、色のついた積み木は1度しか使えない。しかし制限時間までに使った色付きの積み木の個数が多ければ多いほど得点が高い。制限時間内に当ててもらえるお題はせいぜい2つ。それならば、積み木をどんどん投入して高得点を狙いたい。
積み木はカテゴリーのヒントを出すのにも使える。カテゴリーは家や庭にあるもの、場所や建物、交通やテクノロジー、スポーツ、職業、映画や演劇の6種類。お題が難しいと思ったら、最初からカテゴリーを指定したほうがよさそう。
全員3回ずつ親を務めたらゲーム終了で得点の多い人が勝ち。
お題に難しいものが多く、しかもパスして次のお題にチェンジというルールがないため、1枚も当ててもらえないまま終了ということも。直感的に分からないといくら積み木を足しても謎のまま。うまく当ててもらえても、よく使う男女の積み木が1度しか使えないため2枚目が続かない。チャレンジングな局面が続く中、手際よく限られたチャンスをものにしたぽちょむきんすたーさんが勝利。
誰にも当てられなかった「となりのトトロ」。積み木はお母さんが病床で、子供がねこバスに乗っているところ。
Was klotzt du?
I.ブラント、M.ブラント作/フッフ&フレンズ(2011年)
3~6人用/8歳以上/30~45分
テンデイズゲームズ:なにやってんの?