1人が文中に空欄の入ったお題カードを読んで、残りの人はその空欄にふさわしいと思う単語カードを出す。誰がどれを出したか分からないように混ぜて1枚ずつ発表。読んだ人が主観で一番良かった単語カードを選び、選ばれた人が得点になる。
日本版にもなった『アップルトゥアップル』(1999)と同様のルールだが、入っているお題は112、単語が392。お題と単語の面白さ・幅の広さによって文学的にもブラックにもなり、大人が腹を抱えて笑える作品として人気が高い。
山札から1枚ダミーカードが入り、それを選んでしまうと選んだ人が失点になるというルールで、あまりに突飛な単語を選べないようになっているが、ダミーカードは偶然の一致でいいところをついてくるものだから、さらに盛り上がる。2枚の単語を入れるお題もあり、組み合わせの妙も楽しめる。
これまでテンデイズゲームズが輸入版を取り扱っていたが、大量の日本語シールを貼る作業がネックになっていた。日本版ということで、ドイツ語版からの翻訳だけではなくて、日本ならではのローカライズも行われる。ドイツ語よりさらにカード枚数を増やすことも検討しているという。続報を待つべし。
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