サメに追いかけられるロボットたち。逃げ遅れたロボットは、手足を1本ずつ食いちぎられ、脱落していく。生き残るロボットは誰か? カードスリーブや木製コマなどのアクセサリで知られるアメリカのメーカーによるブラックユーモアのゲーム。
各プレイヤーが受け持つロボットは、手足が取り外し可能になっている。これを一列に並べ、一番後にサメを置いてスタート。逃げろや逃げろ。
全員同じカードをもっており、その中から1枚出して一斉に公開。数字の小さい人から、その数だけ前に進む。前といっても相対的な位置で、1だったら1体追い越し、2だったら2体追い越す。バッティングした人は進めない。大ピンチ!
全員が移動した後で、一番後だったロボットはサメに噛み付かれて、手か足を1本取り外す。その代わり、勢いで1番前まで進み、今まで使ったカードを全て手札に戻せる(それ以外は、全部使い切らない限り戻らない)。
こうして、手足が全部取り外されてしまったロボットは脱落。残ったロボットで地獄のレースを続ける。残る2体になったとき、前にいるほうが勝ち。まさにサドンデス。
カードはでたらめに出していてもいけないことが分かったときは時すでに遅し。ほかの人が何を出せないかを記憶し、サメに近い人が何を出しそうか読むべきだった。私は早々に脱落したが、carlさんの読みが冴えて無傷の勝利。ロボットだと分かっていても、インパクトは強烈。バッティングして進めないときには本当に焦る。
Get Bit!
D.チョーカー/メイデイゲームズ(2007年)
2〜6人用/8歳以上/20分