今回の拡張セットでは、銀河の覇権をかけた全面戦争が始まる。一方で、異星種族や、知的生物の発展を監視する存在も動きだすなど、文明全体を脅かす事態にはも発生している。
新しく追加される「威信」ルールは、勝利点としても行動ポイントにもなるため、これまでのように自国領域の発展を考えるだけでは、もはや覇権の掌握はできなくなった。通常のアクションの変わりに行う「威信アクション」は、タイミングを計って行えば爆発的な効果を発揮する。
また「帝国惑星破壊兵器」や「異星種族の痕跡消失点」などの新しいカードや、「平和/軍事主導者」などの目標タイルにより、戦略の幅がさらに拡大した。
ホビージャパンは昨年10月に『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』の基本セットを発売して以来、11月に『嵐の予兆(Gathering Storm)』、12月に『帝国対反乱軍(Rabel vs Imperium)』、そして今月『戦争の影』と毎月拡張セットを発売し、これでオリジナルの英語版でリリースされているものを全てカバーした。
・ホビージャパン:レース・フォー・ザ・ギャラクシー:戦争の影