電子だるまさんゲーム(Electric Dharmasan Game)

シビアなだるまセンサー
機械が「だるまさんころんだ」という間に、だるまを積み上げるアクションゲーム。だるまには電子の目(赤外線センサー)がついていて、「だるまさんころんだ」と言っている間だけセンサーが解除される。その間にすばやく積み上げなければならない。集中力が要求される。
スイッチを押してだるまさんが「対決じゃ」と言ったらスタート。少し間をおいて「だるまさんがころんだ」というので、その間にすかさず手を入れて中央にだるまを置く。セーフなら、またちょっと間をおいて「だるまさんがころんだ」というので次の人がだるまを重ねる。これを繰り返して手持ちのだるまを最初になくした人の勝ち。
「だるまさんがころんだ」という前に手を入れたり、手を抜くのが遅かったりすると「だぁ〜めだっぺ」と言われてしまう。また積んであるだるまを崩してもいけない。失敗したら引き取り。
「だるまさんがころんだ」が始まるタイミングはランダムな上、「だるまさんがころんだ」を読む早さも早くなったり遅くなったり、途中からいきなり早くなったりと芸が細かい。さらに2段階調節機能があり、レベル2では1.2倍の速さになるという。レベル1からもう子どもには無理な速さなのに、レベル2になったらもうプロフェッショナル。
ネットで検索したが、このゲームの情報は得られなかった。何しろ定価6800円(私は近所のおもちゃ屋で1000円で購入)。いくらマイコン搭載、センサー使用とはいえ、この値段ではほとんど売れなかったのではないか。まだどこかのおもちゃ屋さんや倉庫に眠っているかもしれない。
電子だるまさんゲーム
飯島潤子/ピープル(1990年頃?)
1〜4人用/5歳以上/3分

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