月: 2008年11月
インストは1人に任せること
そのグループで初プレイならば、前もって誰が説明するか決めておかないといけない。説明する人を1人だけにしておかないと、カオスになってしまうよ。 (ドイツ年間ゲーム大賞:ボードゲーム準備のコツ) ボードゲームを遊ぶとき、私はルール説明の側に回ることが多いが、ときどき説明を受けることもある。そのときに嫌な…
ゴールデンギーク賞に『アグリコラ』
世界最大のボードゲームデータベース、ボードゲームギークのユーザーが選ぶゴールデンギーク賞(Golden Geek)に、『アグリコラ』が選ばれた。世界中のボードゲーム愛好者が集うこのデータベースでの選出は、各国のゲーム賞より価値あるものといえるだろう。 ゴールデンギーク賞はノミネート・投票ともにボード…
[宣伝]『ドイツゲームでしょう!』2008年版
今月末に浅草で開かれるテーブルゲームフェスティバルで、拙著『ドイツゲームでしょう!』が再販される。昨年発売された第1版は700部がおかげさまで売り切れ、今年の受賞作を追加して2008年版を作ることになったのである。今度は1200部の予定。 2008年版で追加されるのは以下の項目。16ページの増量にな…
敵はWii
クリスマスの贈り物,9割の子供がビデオ・ゲームを希望(ITpro Research) もうすぐクリスマス商戦が始まるが、アメリカの調査によるとプレゼントにビデオゲームのソフトを希望する子供が昨年の8割から9割に上昇したとのこと。親としても子供の希望に応えざるをえない。 ショックだったのがこの箇所。 …
ドイツ教育ゲーム賞2008
ドイツの教育誌『遊びと学び(spielen und lernen)』と学習塾シュテュディエン・クライスが主催するドイツ教育ゲーム賞(Deutscher Lernspielpreis)が発表され、4部門についてそれぞれのベストゲームが選ばれた。 今年6回目となるドイツ教育ゲーム賞は、シュトゥットガルト…
スペイン年間ゲーム大賞も『アグリコラ』
スペイン年間ゲーム大賞(Juego de mesa del Año en España)選考委員会は、2008年の大賞とノミネート作品を公式サイトで発表した。今年4回目となる大賞には『アグリコラ』が選ばれ、ドイツゲーム賞、国際ゲーマーズ賞に続く3つ目の栄冠に輝いた。 これ…
朝日新聞にボードゲーム記事
朝日新聞は11月15日の朝刊生活面(33ページ)で、ボードゲームの記事を掲載した。「みんなでわいわい楽しめ、遊び力がつく」として、子供への教育効果が取り上げられている。 登場するのは東京おもちゃ美術館のおもちゃフォーラム、おもちゃフォーラムでボードゲームコーナーを担当するNPOゆうもあ、ギガミックの…
『メモリス』10月1日発売
幻冬舎エデュケーションは10月1日、新作記憶ゲーム『メモリス』を発売した。デザイナーはカワサキファクトリーでも知られる川崎晋氏。2〜4人用、1,575円。 『メモリス』はドイツでも子供ゲームの王様である記憶ゲームに独自のアレンジを加えたもの。3×5で並べられたタイルから、指定されたタイルを見つける基…
『クイーンズブレイド ザ・コロシアム』
メガハウスは9月下旬、新作ボードゲーム『クイーンズブレイド ザ・コロシアム』を発売した。2〜5人、15歳以上、税込3,675円。 『クイーンズブレイド』はホビージャパンの対戦型ゲームブック。自分の好みのキャラクター本を1冊ずつ用意し、お互いに行動リストの中から選択して結果のページをめくる。攻撃をしか…
プレーヤーかプレイヤーか
ルールの翻訳で、player/Spielerの訳を私は「プレイヤー」と表記している。「プレーヤー」は「プレエヤー」と読むから、英語の発音に近いのは「プレイヤー」のほうだと思うが、メビウスやバネストなどのルールは「プレーヤー」になっていて、迷うところだ。 Googleのヒット数は「プレイヤー」が128…