『エイジ・オブ・エンパイアIII』はマイクロソフト社のPCゲームをボードゲーム版にしたもの。ヨーロッパ列強がアメリカ大陸に植民地を広げる陣取りゲームである。2〜6人で遊べ、プレイ時間は120分。アメリカのボードゲームデータベース、ボードゲームギークの評価では25位(本日現在)と上位につけている。
アクション選択は『ケイラス』以来さまざまなゲームに用いられている「道システム」(順番にコマを置いて早い者勝ちで選ぶ)を採用。フェデュッティ氏はこのシステムが今のトレンドだと言っている。次点として挙げられた『護民官(Tribun)』、また『キングスブルク』、『ストーンエイジ』、『キューバ』、『アグリコラ』でもこのシステムが用いられている。
大賞発表に先立ってノミネートされていた11作品は以下の通り。
【フェデュッティ・マイ年間ゲーム大賞2008】
大賞:エイジ・オブ・エンパイア3(Age of Empires III / G.ドローバー / トロピカルゲームズ)
ノミネート:エケトープ、エルカピタン、ローマの栄光(Glory to Rome)、キングスブルク、メトロポリィス、パンデミック、文字と絵(Scripts and Scribes)、戦時(Senji)、シャンハイ、護民官、ウィザードのギャンビット(Wizard’s Gambit)
・Bruno Faidutti:Mon jeu de l’année 2008
・moon Gamer:Age of Empires III