play:gameで指摘されている通り、宣伝のため内輪で投票した可能性も否定はできませんが、全体として大手メーカーのゲームに期待しただけの満足感が得られなかったユーザーが多く、その分小さいメーカーに注目した一部愛好者の票が目立つ結果になったということはできそうです。フリーク向けからの脱却をめざしながらもファミリーゲームのワンパターン化からも抜け出せないドイツメーカーの手詰まり感をここに見てとることができます。
このことはドイツ市場に次々と飛び込んでくるドイツ外メーカーが、新しい風味のゲームを提供している表れでもあり、ゲーム市場全体の活性化という点では歓迎すべきことかもしれません。ドイツからも注目を浴びているイタリア、アメリカのほか、今回2社ずつ出展した日本、韓国も巻き込んだゲーム界の再編が予感されます。(Fairplay)
【フェアプレイ・スカウト人気調査】(当サイトのレポートか新作情報にリンク)
〈人気順・35票以上〉
1位:ルイ14世(アレア・1.6)
2位:イース(イスタリ・1.7)
3位:オルトレ・マーレ(マインド・ザ・ムーヴ・1.8)
4位:ツァヴァンドールの王位(ルックアウト・1.9)
5位:私の世界の見方(ファタ・モルガーナ・2.0)
〈獲得票順〉
1位:ピラニアペドロ(ゴルトジーバー・144)
2位:ポンペイ(アミーゴ・139)
3位:金のビール(ツォッホ・119)
4位:ボードニムト(アミーゴ・115)
5位:ゲシェンク(アミーゴ・106)