新参ユーバープレイの豪華なラインナップに押されたかに見えたメイフェアなどが負けじと山火事やダヴィンチの新作を取り入れて対抗。またサクソンの遺作を製作しているフェイス2フェイスなどのアメリカンゲームメーカーも積極的にドイツゲームを紹介し、30タイトル以上のドイツゲームが英語版で発売されることになりました。アメリカゲーム市場史上最大規模の輸入攻勢です。中でもドイツの新作(緑)は受賞候補作と言えるでしょう。ドイツで絶版になっているゲームの再販(紫)も注目されます。
これにフランスからオイロゲームズ、アスモデーも加わり、豪華なラインナップとなっています。リオグランデとファンタジーフライトがレポートされていませんでしたが、この2社の動向も注目されます(※リオグランデの発売予定表より追加2/24)。
ただムーンとワイスブルムがアメリカで製作しているオアシス以外は、ヨーロッパで発売されたもののコピーで、目新しさはありません。それでもより親しみのある英語版コンポーネントが手に入ることで、日本人にとっても認知度が上がり、さらには版権を取って日本語版を販売するメーカーが現れることが期待されます。(Gamefest)
【主要メーカーのタイトル】 ★リオグランデ・ゲームズ アレクサンドロス(Alexandros)、ヘクトル&アシル(Hector & Achilles)、サンファン(San Juan・3月末) ゴア(Goa・4月初)、サンクトペテルスブルグ(St. Petersburg ・4月初)、マルコポーロ(Marco Polo・4月初め) パワーグリッド(Power Grid・4月)、ニューヨーク五番街(Fifth Avenue・4月末) フロカティサーカス(Circus Flohcati・夏初)、7つの印(Seven Sigels、7月初)、トーレス(Torres・夏初) 盗賊の親方(Master Thieves・夏)、ボーナンザ拡張(The Bohnanza Expansio・秋) ★ユーバープレイ オアシス(Oasis)、貴族の務め(Hoity Toity)、アルハンブラ(Alhambra)、メトロ(Metro) バードゲーム(The Bard Game)、綱渡り(Relationship Tightrope)、トンギアキ(Tongiaki)、サーガ(Saga) スパイ(Spy)、マンガマンガ(Manga, Manga)、オーファラオ!(Oh, Pharaoh!) ★メイフェアゲームズ ドス・リオス(Dos Rios・4月発売予定)、ラ・ストラーダ(La Strada・4月発売予定)、創世記1503(Anno 1503) ステーションマスター(Station Master)、王家の谷(Valley of the Kings)、山火事(Feurio) 踊るダイス(Dancing Dice・ダヴィンチの新作)、トゥチュルチャ(Tuchulcha・ダヴィンチの新作) ★フェイス2フェイス バイワード(Buyword・S.サクソンのワードゲーム)、刑事(Sleuth・S.サクソン作) ラインレンダー(Rheinlander・R.クニツィア作)、アムレット(Wizard’s Brew・A.R.ムーン&R.ワイスブルム作) ★オイロゲームズ アトラス&ゼウス(Atlas & Zeus・B.カタラの2人用ゲーム・3〜4月発売予定) チロス(Tyrus・L.エスコフィア&D.フランク作の2人用アブストラクトゲーム・・3〜4月発売予定) ★アスモデー ジャングルスピード(Jungle Speed)、ウーリーバリー(Wooly Bully) 汝は人狼なりや?(The Werewolves of Millers Hollow)、ハエ(Fliegen・4〜5月発売予定) ★R&Rゲームズ スマーティパーティ拡張(Smarty Party Expansion・夏発売予定) ★プレイルーム ダビデとゴリアテ(David & Goliath・R.シュタウペ作)、ストラータ・ジェム(Strata-gem) ★デイズ・オブ・ワンダー メモア44(Memoir 44・R.ボルグ作の第二次大戦をテーマにしたゲーム) ★アウト・オブ・ザ・ボックス クラウド9(Cloud 9)、ツタンカーメン(Tutankhamen)、スノルタ!(Snorta!)、レターフリップ(Letterflip) イージーカム・イージーゴー(Easy Come, Easy Go)、ワラモッピ(Wallamoppi) ハリーのグランドスラムベースボール(Harry’s Grand Slam Baseball) ★マテル ネームドロッパー(Name Dropper) ★ウィニングムーヴズ コーダ(Coda・アルゴの英語版) |