絶版の増加・ロングセラーの減少は、各メーカーが決定的に面白いゲームが出せないこととともに、質を向上できないところをアイテム数で補う企業戦略の行き詰まりを示しています。一方で、消費者の嗜好が多様化し、誰でも面白いというゲームを作りにくくなっていることも一因といえるでしょう。(Spielbox)
〈主な絶版ゲーム〉
アバクス: でっけぇ馬鈴薯(Dicke Kartoffeln)、ほらふき男爵(Münchhausen)、叔母の遺産(Die
Erbtante)
アードルング: ピサ、タイタニック、タイタス、エレメンツ、ベネチアの仮面舞踏会ほか
アレア: ラー、タージマハル、ワイアットアープ
アミーゴ: スペースビーンズ、サンフランシスコ、エルフェンゴールドなど
アバロンヒル: コズミック・エンカウンター、ディプロマシー、アクワイア
クレメントーニ: ダークサイド
ゴルトジーバー: フォッシル、ドージェ、ビッグシティー、フィノ、胡椒袋、王と枢機卿、ボンガル、ピーナッツ、レーベンヘルツ
ハバ: 橋を渡って(Lore Lamm)、もぐもぐ(Mampf)、もぐらが出たぞ(Molly Maulwurf)、マーブルすくいゲーム(Tolle Torte)ほか
ハンス・イム・グリュック: モルゲンランド、メディナ、ステルテベッケル、アッティラ、利益廃液(Mull
+ Money)
ハズブロ:: ハリウッド(Fabrik der Traume)
ジャンボ: アムステルダムの商人(Die Kaufleute von Amsterdam)ほか
クレー: ぶたの貯金箱(Fette Bauche)ほか
ノリス: 庭園(Der Garten des Sonnenkonigs)ほか
ラベンスバーガー: サンマルコ、ティカル、ジャワ、ビッグショット、シャーク、トーレスほか
シュミット: ゼヘツ、プレムプレム、カピトール、宝石の首飾り(Das Kollier)
シュピールシュパス: タブララサ、オリックス
TMシュピーレ: フォルタンプ、白蓮(Der Weisse Lotus)
ウィニングムーブズ: ピット
ツォッホ: トカミ
(メーカー・アイテムともに主なもののみ。邦題が音写の場合は原題を省略)