ブシロードからカジュアルゲームブランド、第1弾は『ツッコミかるた』
ブシロードメディアは10月2日、カジュアルゲームブランド「TERIYAKI GAMES(テリヤキゲームズ)」を立ち上げ、その第1弾としてカードゲーム『ツッコミかるた 新装版』を発売する。企画・デザイン・CHOCOLATE Inc.、3~8人用、12歳以上、20分、1650円(税込)。
ブシロードメディアは、TCGなどを展開するブシロードグループの企業で、『月刊ブシロード』など書籍を出版している。グループ全体を通してTCG以外のボードゲームやカードゲームを手掛けたことはほとんどなく、今回が実質的に初めての参入となる。
『ツッコミかるた』はゲームマーケット2017秋に発表され、話題となった作品。与えられたトークテーマをもとに繰り広げられる会話の中でボケたプレイヤーに対して、 ツッコミが書かれた手札を使って的確なツッコミを入れることでポイントを競い合う。これまでCHOCOLATE Inc.が製作販売してきたが、「ツッコミ」の吹き出しやインパクトのある書体によって、 よりポップなデザインに一新した。価格も従来より約1000円下がり、手に取りやすくなっている。
ルールやカード内容に変更はないが、ブシロードグループの販売網でこれまで以上に広く入手しやすくなることが期待される。また、新ブランド「TERIYAKI GAMES」の今後の展開にも注目だ。
内容物:ツッコミカード 100枚(表面にツッコミ、 裏面にトークテーマ)、ルールブック 1冊
ディアシュピールから「One Hour Mystery シリーズ」2タイトル、11月20日発売
ディアシュピール株式会社は11月20・21日のゲームマーケット2021秋を皮切りに、マーダーミステリー「One Hour Mystery シリーズ」として『六花と灰色の夢見草』と『六花と日輪草のベーカリー』を発売する。ゲームデザイン・かわぐちまさし、イラスト・緒方剛志、5人用(GM不要)、70分、3300円(予定価格・税込)。ゲームマーケットで購入すると得点クリアカードがもらえる。
ディアシュピールが店舗公演しているマーダーミステリー『六花が空を覆うとき』のスピンアウト作品で、同作の2年後にについて描かれたストーリー。崖っぷち少女探偵の早乙女六花(さおとめりっか)の周囲で起こる事件を解決する。『六花が空を覆うとき』を未プレイであっても楽しめるようになっている。
『六花と灰色の夢見草』は六花が通う「私立桜の丘高等学校」で起こった生徒の死の真相を解明するストーリー、『六花と日輪草のベーカリー』は六花がアルバイトをしている「窯焼きパン工房ひまわり」で起こったオーナーの死の真相を解明するストーリー。
ゲームデザインを手掛けたディアシュピール代表のかわぐちまさし氏は、『消えたパンツと空飛ぶサカナ』『ロナエナ ―厄災のギフト』『零に誠』など多くのマーダーミステリーを手掛けている。『ブギーポップ』シリーズや『Gods’ Gambit G―ゴッズギャンビットG―』などの手掛けた緒方剛志氏が、イラストだけでなくキャラクターデザインも担当している。