ロール&ライトでダンジョン探索『ペーパー・ダンジョンズ』日本語版、2月26日発売
オリジナルはミープルBR(ブラジル)から2020年に発売された作品。特殊ダイスを使ったロール&ライトゲームで、戦士・魔法使い・僧侶・盗賊のレベルを上げ、アイテムを獲得し、ダンジョンの奥に潜むボスに挑む。
毎ラウンド、振られたダイスから3つを選び、そのダイス目でキャラクターのレベルアップ、マジックアイテムの作成、回復ポーションの獲得、ダンジョンの探索(財宝の獲得・モンスターとの戦闘)を行う。遭遇するモンスターは、「ミニオン」と呼ばれる一般的なモンスターと、ゲームごとに3体登場する強力なボスモンスターがおり、キャラクターとの相性、レベルなどを踏まえて挑む。
ダンジョンの作りを変化させるダンジョンカード、12体用意されたボスカード、全プレイヤー共通の目標となる任務カード、プレイヤーごとの目的カード、特殊能力のあるパワーカードでゲームごとに違う展開が楽しめる。
(写真は英語版)
動物園経営ゲーム『アーク・ノヴァ』日本語版、2月26日発売
フォイヤーラントシュピーレ(ドイツ)から昨秋発売され、フェアプレイ誌のスカウトアクションで1位となった最注目ゲーマーズゲーム。動物園を経営して魅力と収入を上げつつ、動物種の保護活動へ貢献する。
手番には、手元に並んだアクションカードを1枚選択し、カードの獲得、動物の飼育、建物の建設、後援者の獲得などのアクションを行う。アクションカードは1~5のスロットに置かれており、そのスロットの数値がアクションの強さとなるが、実行されたアクションカードは、1のスロットへ移動するため、同じアクションを高い数値で続けることができない。
200枚以上のカードは全てユニークで、さまざまな動物、特殊効果をもつ後援者、得点になる保護活動などがあり、効果やシンボルを組み合わせていく。さらに個人ボードで表される動物園には、動物を飼うための囲い地、収入を上げる売店、特定の動物を飼うための設備、アトラクションのような設備があり、タイル配置パズルの要素もある。
ほかにもリソースとなるお金のマネージメントや、個人ボード上の特殊能力のアンロック、ワーカープレイスメント的なアクション選択など要素が盛り込まれ、雰囲気満点のアートワークや、リプレイ性を高めるさまざまな種類の個人ボードも含めてゲーマーの心を鷲掴みする作品だ。
(写真は英語版)