高速でコーナリング『ヒート』日本語版、1月下旬発売
『ディープブルー』や『コペンハーゲン』などの作品があるデンマーク人デザイナーコンビによる作品で、デイズオブワンダー社(フランス)から2022年に発売された。1960年代を舞台にしたレトロ感漂うモータースポーツレースゲーム。
ラウンド毎にギアをシフトし、それによりこのラウンドでプレイするカードの枚数を増減させる。7枚の手札からカードを選び、前にいるレースカーから公開してその数だけ進める。
コーナーには制限速度があり、超過するとヒートカードを使うか、さもなければスピンしてしまう。使ったヒートカードはデッキに入り、クールダウンで取り除かれるまで手札を圧迫する。規定ラップ数で先にゴールしたプレイヤーが勝利。
アメリカ、フランス、イタリア、イギリスの4コースが付属するほか、マシンをカスタマイズできるガレージモジュール、1人からの少人数でも楽しめるレジェンドモジュール、コースに変化をもたらす天候と路面状況モジュール、複数ゲームで戦うチャンピオンシップルール、競技性の高いトーナメントモードもあり、さまざまなレースが楽しめる。
内容物:大型両面印刷ボード 2枚(4コース)、コースカード 4枚、レースカー 6台(対応色のギアポーンつき)、プレイヤーマット 6枚、スピードカード 72枚、ヒートカード 48枚、ストレスカード 37枚、改良カード 114枚、スポンサーシップカード 35枚、レジェンドカード 10枚、イベントカード 10枚、レジェンドマット 1枚、チャンピオンシップマット 1枚、天候トークン 6個、路面状況トークン 12個、プレス席スタンド 2つ、スコアシート 1冊、ルールブック 2部
ヒート(Heat: Pedal to the Metal / Granerud, Pedersen / DoW, 2022)
ギアで決めた数だけ手札をプレイしてマシンを進める。コーナーには制限速度があり、超過するとヒートカードがデッキに入る。ヒートカードがなくなるとスピンするので、適宜冷却して戻しつつ、ここぞというところで一気に進める。 pic.twitter.com/91Q89pwiGI— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) April 2, 2023
観葉植物を配置して育てる『ヴェルダント』日本語版、2月9日発売
観葉植物を中心に、ペットや家具などを揃えてお気に入りの部屋を作り上げる配置型パズルゲーム。『キャリコ』『カスカディア』のフラットアウトゲームズ+AEG(アメリカ)よりキックスターターを経て2022年に発売された。
手番には『カスカディア』のようにランダムに組み合わせられた植物カード・家具トークン・部屋カードから、同じ組のカード1枚と家具トークンを選び、5×3枚に収まるようにして自分の前(家)に並べる。植物の日照条件を満たしたり、肥料や水などのアイテムを使うと植物が成長する。
これを繰り返して家が完成したらゲーム終了。成長した植物、部屋の条件、家具やペットの数などが得点になり、合計点を競う。
さらにゲームごとに異なる条件、目標のクリアを目指す業績モード、ソロモード、要素を減らしたファミリーモードもあり、さまざまな場面で楽しめるようになっている。世界中の観葉植物が美麗に描いた60枚の植物カードには豆知識も書かれており、できあがった家の満足度を高めてくれる。
内容物:グリーンパワートークン 60個(木製)、植物カード 60枚、部屋カード 60枚、目標カード 30枚(上級ゲーム用)、早見表カード 10枚、倉庫カード 5枚、園芸用品トークン 45枚、鉢トークン 36枚、グリーンサムトークン 36枚、家具トークン 45枚、布袋 1枚、VP記録用紙 1束、ルール説明書 1冊(カードサイズ:57×89mm)
ヴェルダント(Verdant / Johnson, Melvin, Mesburne, Russ, Stankewich / Flatout Games+Arcright, 2022-23)
場から観葉植物カードや部屋カードを取って3×5の市松模様に並べ、日光や肥料で植物を育てる。さまざまなボーナスも狙うが、何が必要か割と明確なのでゲーム中迷子にならない pic.twitter.com/of6tAjl6Fs— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) June 26, 2023