エッセン国際ゲーム祭、新作の評価(2)
アンケートでは予めリストアップされた中から選ぶ方式で、海外の小メーカーなどが含まれていない点、重複投票はメールアドレス記入で防いだものの組織票があったと見られる点を反省点としてあげています。
1位になったのはアッティカ。メーカー、デザイナー共にネームバリューもあり、早くも年間大賞候補かと言われている作品です。フェアプレイ誌のスカウトで1位だったサンフアンは今回のリストに入っておらず評価不明。3位だったマヤは26位、8位のルドフィールは22位、10位のフォイリオは41位と大きく順位を落としました。ただし小さいメーカーが善戦するというエッセンの傾向は強く現れています。
これから少しずつ国内に紹介が始まりますが、メジャーなメーカーだけでなく、中小メーカーの意欲的な作品も入ってくることが期待されます。(Spielbar)
【ゲームアンケート評価】
1.アッティカ(Attika, M-A.C.Merkle, Hans im Glueck) 145/2.0276
2.鉄道ダイス(Railroad Dice,J.Kappe, Wassertal) 57/2.0351
3.英雄の帰還(Rueckkehr der Helden, L.Stepponat, Pegasus) 76/2.1053
4.ピッチカー(Pitch Car, J.Poel, Ferti) 30/2.1333
5.王冠のゲーム(A Game of Thrones, FFG) 51/2.1569
6.フレッシュ・フィッシュ(Fresh Fish, F.Friese, Plenary Games) 47/2.1702
7.蒸気の時代拡張1(Age of Steam Exp. #1, Warfrog) 34/2.1765
8.暗闇のフロア(Finstere Flore, F.Friese, 2F-Spiele) 141/2.1986
9.インシュ(Yinsh, K.Burm, Don&Co) 57/2.2105
10.魔法の剣とドラゴンの卵(Zauberschwert & Drachenei, J.Schwinghammer Adlung) 92/2.2717 (右側の数字は得票数/評価-1最高〜6最低の平均。順位に下線のあるゲームはフェアプレイでも10位内に入ったもの)
→フェアプレイ誌のスカウト投票結果