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2003年、ドイツの売上げベスト10

 Brett’n Boardではオーストリアのゲーム情報誌『シュピール・ヴィーゼ』のミラー氏による情報として2003年のドイツにおけるベストセラーを掲載しました。新作ではアルハンブラキング・アーサーリスク指輪物語が入り込みましたが、モノポリースクラブルリスクなどの古典と、カルカソンヌカタンの開拓者という大賞受賞作が堅調です。

 ラベンスバーガー社は、ロッティカロッティを単年で40万(通算約100万)、キング・アーサーを6週間で6万セット販売したと発表し、総売上が昨年比2.7%増の257.6ユーロ(約335億円)、ゲーム部門の売上が3.6%増の214.2ユーロ(約278億円)を記録しました。ゲーム市場が緊縮する中で健闘しています。

 ベストセラーのリストは大賞の受賞効果は大きいものの、その中で次年以降にも売れ続けるゲームが少ないことを示しています。各メーカーが続々新作を発表する中、定番として定着するのは非常に稀なケースと言えます。(Brett’n Board










【非電源ゲーム全体】

1.モノポリー(Monopoly)

2.ロッティ・カロッティ(Lotti Karotti)

3.ドクタービッバー(Dr.Bibber)

4.アルハンブラ(Alhambra)

5.スクラブル(Scrabble)

6.タブー(Tabu)

7.ウノ(Uno)

8.レーザーライトテニス(Laser Light Tennis)

9.カルカソンヌ(Carcassonne)

10.リスク(Risk)
  【ファミリーボードゲーム】

(カッコ内の数字は昨年の順位)

1.モノポリー(Monopoly、1)

2.アルハンブラ(Alhambra、−)

3.スクラブル(Scrabble、4)

4.カルカソンヌ(Carcassonne、3)

5.カタンの開拓者(Die Siedler von Catan、5)

6.リスク(Risk, 6)

7.キング・アーサー(King Arthur、−)

8.人生ゲーム(Spiel des Lebens、8)

9.リスク指輪物語(Risk -Der Herr der Ringe、−)

10.ラミーキューブ(Rummi Kub、10)
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メビウス便2月

メビウス頒布会・2月は話題作ぞろい。ドイツゲームの王道陣取り・建設に新たな次元を開くアッティカ(Attika)、フェドゥッティのアブストラクト系ゲームチャイナムーン(China Moon)、同じくフェドゥッティの協力ゲームテラ(Terra)、何とニュルンベルクの新作お邪魔虫(Saboteur)(2/15)