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アスモデがパールゲームズを閉鎖、代表は独立を目指す考え

パールゲームズ(ベルギー)は30日、資本元のアスモデ社が3月末日でパールゲームズを閉鎖することを明らかにした。代表のS.ドゥジャルダン氏は独立を目指す考え。

パールゲームズは2010年に設立され、最初の作品『トロワ(Troyes)』でブレイク。その後も『トゥルネー』『銀杏都市』『ブリュッセル1893』『デウス』と注目作を発表してきた。2014年にアスモデ社が買収してからはグループ傘下の1スタジオとして制作に専念し、『ブラッディ・イン』『オーティス』『ソレニア』『ブラックエンジェル』『タイム・オブ・エンパイア』など良作をコンスタントに発表してきたが、『ロフォーテン』を最後にアスモデ社が閉鎖を決定した。

閉鎖の理由は明らかでないが、ドゥジャルダン氏によればアスモデ社の成長により、パールゲームズが編集スタジオとしてのポジションを確保できなくなったようだという。ドイツのボードゲームニュースサイト「ブレットシュピールニュース」は「13年間で11タイトルというのは少なすぎたのではないか」と推測している。

今後についてドゥジャルダン氏は、これまでのラインナップが残るようアスモデ社と協議しつつ、資金を集めて独立を目指し、開発中の作品を製品化したいという。

アスモデ傘下の最後の作品となった『ロフォーテン』の日本語版は、来月発売される

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拡張全入り『村の人生:BIG BOX』日本語版、2月下旬発売

ホビージャパンは2月下旬、『村の人生:BIG BOX(Village: Big Box)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:I.ブラント&M.ブラント、イラスト:C.クィリアムス&J.デイヴィス、1~5人用、12歳以上、60~120分、13200円(税込)。

2012年にドイツ年間エキスパートゲーム大賞とドイツゲーム賞の2冠ほか、世界のボードゲーム賞を獲得した名作ゲーマーズゲームが拡張セット全入り、アートワーク一新で復刻された。

プレイヤーは中世ヨーロッパの村に住む一族となり、職人、商人、聖職者、政治家、旅人などさまざまな仕事に就かせて一族の名声を得る。ワーカープレイスメントでアクションを選択するが、行動のたびに時間は過ぎていき、一定時間が経つとワーカーは死んでしまうところが特徴。次世代を育てつつ、死んだワーカーで村の歴史に名を刻む。

基本ゲームに加え、既発売の拡張セット「酒場」と「港町」、すべてのプロモカード、さらに完全新作の拡張セット「結婚」を同梱。新しくどの拡張でもプレイ可能なソロモードが加わった。カラフルなアートワークに一新されたほか、ダブルレイヤーのプレイヤーボード・村の歴史ボード、スクリーン印刷のミープルなど、コンポーネントが豪華になっている。

内容物:ゲームボード 1枚、結婚ボード 1枚、酒場ボード 1枚、村の歴史 1枚、布袋 2枚、ダイス(4面体)1個、カード 71枚、大きいカード 18枚、厚紙タイル 237枚、木製コマ 67個、木製の船コマ 5個、木製キューブ 139個、木製ディスク 33枚、船タイル 5枚、農場ボード 5枚、木製マーカー 10個 他