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『ボードゲームキングダム』vol.1発売

 エンターブレインは10月8日、『ボードゲームキングダムvol.1』(編著:オフィス新大陸、3,465円)を発売しました。これまで竹内書店新社から発売されていた『ボードゲーム天国(パラダイス)』の1,2号に続く事実上の3号です。

 構成は前号を概ね踏襲し、カラー写真満載のレビュー61本、特集記事として国産ボードゲーム事情、今月行われるエッセン国際ゲーム祭の新作情報を掲載。またアレック・ランドルフの追悼記事やクニツィアの絶版カードゲーム零 Zeroが付録につくなど、幅広い視点からボードゲーム文化に切り込んでいます。

 今号から新たに誌上通販が導入されました。海外の傑作ボードゲームは国内で購入できる場所が限られているため、これまでは紹介を見て面白そうだと思っても購入できないケースが多くありました。これを書籍出版社とゲーム販売会社の連携によって解消したのは画期的な出来事です。

 ボードゲームの最前線を行き、さらに国内のボードゲームシーンを牽引していく情報誌として、今後の展開も含めて大いに注目されます。(Amazon.co.jp

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カルカソンヌでギネスに挑戦

 ヘルネ・ボードゲームセンター(Herne Spielzentrum)は11月19日から3日間にかけて、「メガ・カルカソンヌ〜ギネスに挑戦」を開催することを発表しました。6チームがそれぞれカルカソンヌと拡張1〜3を7セットずつ用意してプレイ、合計5000枚のタイルが敷き詰められることになっています。

 カルカソンヌの世界記録挑戦は今年4月に9時間かけて620枚を使ったことから始まり、翌月には1879枚、そして11月の挑戦となります。記録樹立者はいずれもヘルネ・ボードゲームセンターの仲間たち。今回は基本・拡張を併せて全部で168箱のカルカソンヌを使うことになり、他の追随を許しません。

 スペース節約のため、ブロック禁止、穴を埋めたらボーナスなどの特別ルールを採用。通常のカルカソンヌと異なり、隙間のない平原が広がることになります。

 参加する6チームの構成は、センターから1、オンラインボードゲームサイトBSWから2、センターの仲間たちから2、そして一般から公募で1。得点状況は逐次ウェブページで公開されます。一般見学は無料で20日(土)10〜18時、21日(日)10〜14時。

 カルカソンヌ発売から3年、メーカーのハンス・イム・グリュック社がいまだ拡張シリーズを製作し続けていることもあり、広く長く親しまれています。(Carcasonne Turnier