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金のエース賞、ノミネート発表

 ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)に引き続き、フランスの年間ゲーム大賞となる金のエース賞(As
d’Or)のノミネート作品が発表されました。この賞もドイツと同じように、8名の審査委員が100以上のゲームから選んだものです。

 フランス国内の流通に乗ったものであるため、ドイツでの販売からタイムラグがあって新作になっているものもあります。ノミネート10作のうち、ドイツ年間ゲーム大賞のノミネートと重複しているものはなく、推薦リストでもゲシェンクが重複しているに留まり、ドイツゲームを入れながらも色合いのかなり違うものになりました。大賞の発表日は2、3週間後とされています。(Jeux a Deux)



  • プエルトリコ(Puerto Rico / A.Seyfarth / Tilsit-Alea)
  • スプラッシュ・アタック(Splash Attack / T.Chapeau / Gigamic)
  • アカバ(Akaba / G.Hoffmann / Haba)
  • ごきぶりポーカー(Bug Bluff / J.Zeimet / Drei Magier)
  • キャメロットの影(Les Chevaliers de la Table Ronde / S.Laget & B.Cathala / Days of Wonder)※未発売
  • ディアバリ(Diaballik / P.Lefrancois / Territoires d’Outre-Mondes)
  • ドラゴン・ツイスター(Dungeon Twister / C.Boelinger / Asmodée)
  • マニラ(Manila / F-B.Delonge / Zoch-Gigamic)
  • ゲシェンク(No Merci / T.Gimmler / Gigamic-Amigo)
  • タイムズアップ(Time’s Up / P.Sarret / R&R-Asmodée)

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年間ゲーム大賞、ノミネート発表

 ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)選考委員会は8日夕、2005年のノミネートリストと推薦リストを発表しました。ノミネート数は昨年に引き続き、一般大賞と子ども大賞について5タイトルずつ、推薦リストは9タイトルずつに絞り込まれました。

 年間ゲーム大賞のノミネートは以下の通り(リンク先はメビウス、プレイスペース広島、各メーカー)。今年は発表時点でメビウスルートが2タイトル、プレイスペース広島ルートが1タイトル、未輸入2タイトルという輸入状況です。



 選考の方針は明らかにされていませんが、難易度の低いもの(勝利への道)から高いもの(ヒマラヤ)、ボードゲーム(80日間世界一周)、ギミック系(ナイアガラ)、2人用(ジャンボ)と同じジャンルが重ならないような配慮を見て取ることができます。これまでの傾向から難易度が中庸で3人以上でも遊べるゲームが大賞を受賞するとすれば、80日間世界一周ナイアガラの受賞可能性が最も高いことになりますが、はたして結果はどうなるでしょうか。ドイツのウェブサイトSpielboxで行われている年間ゲーム大賞予想・中間集計ではナイアガラが1位、80日間世界一周が4位、勝利への道が9位となっています。

 一方、同時に発表される年間子どもゲーム大賞のノミネートは以下の通り(リンク先はプレイスペース広島と各メーカー)。国内で発売されていたものは2タイトルに留まりました。



 推薦リストは以下の通りです。家族向けゲームとしてノミネート入りが予想されていたゲームでは、マニラウボンゴオーストラリアアマゾン探検などがリスト入りを逃しました。フリーク向けで期待されていたルイ14世バベルの塔を含め、投票が開始されたドイツゲーム賞(Deutscher Spielpreis)での入賞が見込まれます(リンク先はメビウス、名古屋EJF、Spielnet、当サイト、各メーカー、データベース)。



大賞は6月27日発表予定。(Spiel des Jahres