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飛べ飛べダンボ(Flieg Dumbo flieg)

二手後をプロット
ダンボを操縦して、次々変わる目的地にたどり着くことを目指すボードゲーム。1989年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品。
ダンボは3枚のタイルが一重ねになっていて、手番には鼻の向きに1〜5マス進む。移動が終わったら一番上のタイルを取り、好きな向きにして一番下へ送る。次の手番には、代わって一番上になったタイルの鼻の向きに進むことに。つまり、二手後の方向を次々とプロットしていくという、見かけによらず難しいゲームである。
タイルをめくるとき、真ん中のタイルを見てはいけないから、次の手番はどっちで、次の次はどっちかを覚えておかなないと、ダンボは迷走することになる。その上、ほかのダンボが行く手を遮って計算が狂うことも。目的地は、誰かが着いたら別のところに変わるので、先を越されないようにしたいし、越されそうなら次の目的地を狙いたい。
3枚のタイルの向きを覚えるのはそう難しくない。それよりも、ほかのダンボより先に着けるかどうかの計算が難しい。間に合わないkなと思っていたら、ほかのダンボ同士がぶつかりあって、漁夫の利が転がり込んでくることも。
記憶違いで迷走する神尾さんを尻目に、くさのまさんとデッドヒートを繰り広げていたが、新しい目的地タイルを引いたとき、その目的地にいると自動的にもらえるというラッキーなルールがあって、その分でくさのまさんの圧勝。こういうタナボタはなしにするのもいいが、飛行には思いのほか苦労するので、これくらい運の要素があってもいいのかもしれない。
Flieg Dumbo flieg
V.チャーヴス/シュミット(1989年)
2〜4人用/6歳以上/30分
(絶版・入手難)

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アンケート:年末年始

Q.32:この年末年始、普段しない人とボードゲームをしましたか?(2010年1月)

A.した 91票(61%)
B.できなかった 53票(36%)
C.あえてしなかった 5票(3%)

年末年始、特にお正月は、日本で最もボードゲームが遊ばれる時期です。スゴロクや福笑いなどを遊んできた伝統があるからでしょうか。ボードゲーム愛好者にとって、お気に入りのゲームを皆に遊んでもらうチャンス。このチャンスを活用した人は6割に上りました。一味違うゲームを出して楽しんでもらうことはできたでしょうか。普段ボードゲームをしない人と遊ばなかったという人も、できれば遊びたかった様子です。今からでも遅くありませんよ。家族の団欒で、友人との集まりで、提案してみてはいかがでしょうか。