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GameLink 2号発売

シュート・ザ・ムーン(代表:池田康隆氏)は20日、ボードゲーム専門誌『GameLink(ゲームリンク)』2号を発売した。読み応えたっぷりのA4版82ページにフルカラーの豪華付録ゲームがついて3,780円。取り扱いはボードゲーム専門店など。
『GameLink』は年4回刊行される定期刊行誌で、昨年10月の創刊号に続く第2号。特集はカードゲームで、『ドミニオン』基本セット、陰謀、海辺の全カード解説(6ページ)、『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』と『たんとくおーれ』のゲーム紹介(3ページ)、さらに付録ゲームも池田康隆氏の『キングダム』となっている。
ほかに『ルアーブル』と『チケットトゥライド』の攻略記事、草場純氏による伝統ゲーム紹介、富本尚志(TTB)氏によるインストのコツ、緑一色氏とそらあすか氏のリプレイコミックなど連載も好調。新連載としてみにゅちゅあゲーム紹介の「四本足の戦場で」、ボードゲームの背景を探検する「戦鎚傭兵団の手柄話」、あまり日の目を見ていないゲームを紹介する「植木屋は眠らない」が始まった。
注目したいのは岡山のゲームショップ・ボードウォークが提供する「新作ボードゲーム情報」と編集部ほかレビュアーによる「ゲームレビュー」。紹介されている30タイトルはメビウス系・バネスト系・ホビージャパン系がほどよくミックスされており、ネット情報だけでは埋もれがちだったゲームをもう一度見直すことができる。
付録のゲームについては後日レポートしたい。
GameLink公式サイト:第2号1月20日発売

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アグリコラ拡張セット『泥沼からの出発』発売

ホビージャパンは18日、中世の農業経営ゲーム『アグリコラ』の拡張セット『泥沼からの出発』を発売した。昨年の秋に限定先行販売されていた待望の新作が一般入手できる。1〜5人用、30〜150分、5,040円。
『アグリコラ』は2008年ドイツゲーム賞、国際ゲーマーズ賞など、世界中のゲーム愛好者から絶大な人気を得たドイツのボードゲーム。今回の拡張を加えることで、各プレイヤーの土地は森林と泥炭地という、農地とは言えない厳しい条件からスタートすることになる。でも、この土地を開墾できる新しい特別アクションがあり、「木を切り倒す」 では木材が手に入り、「焼畑」では森林を畑にできる。「泥炭を掘る」を選べば、燃料が手に入り、収穫時にこれで住居の暖房をしなければならない。暖房コストは改築をすることによって下げられるので、改築を早い段階で行うほうが得になる。
また、新しい家畜として馬が登場。馬は1頭につき1勝利点になるので、ぜひ繁殖させよう。追加される進歩カードには、森林・泥炭地・馬によって利益を得られる。ゲーム進行のバリエーションも増えて、『アグリコラ』をもっと楽しめるようになるだろう。
ホビージャパンのオンラインサイトで購入すると、初回特典としてアグリコラ特製ミニ巾着袋がつく。
TGW:アグリコラ―泥沼からの出発(詳しいゲーム説明)
TGW:アグリコラ―泥沼からの出発(プレイレポート)