『ピクトマニア』日本語版、8月下旬発売
チェコのゲームデザイナー、V.フヴァチルが昨秋チェコゲームズ出版から発売したパーティーゲーム。当初は日本語ラベル付きで販売されていたが、この度ペガサスシュピーレ(ドイツ)が新版を出すに及び、日本語版が制作された。
各自、それぞれ指定された自分のお題を描きます。それと同時に、ほかの人が描いているお題を当てなければならない。お題は「男の人」「女の人」「男の子」「女の子」「老人」「老婆」「赤ちゃん」などから1つを指定される。ほかのお題と間違えられないよう、描き分けなくてはならない。そこには、絵の上手下手よりも、違いを的確に表現する機転が求められる。
お題は4段階で難易度があり、最高難易度では「応仁の乱」「大化の改新」「明治維新」「関ケ原の戦い」「吉良邸討ち入り」「蒙古襲来」「源平合戦」を描き分けなくてはいけないから大変だ。早く回答するほど得点が高く、最後から2番目の人が終わると自動終了なので、ゆっくり描いている時間はない。
『グラフィティ』に続くお絵描きゲームの新定番。「その絵じゃ絶対分からないよー!」「いやオレはすぐ分かったよ。この部分で」などと、答え合わせでも盛り上がろう。
・TGiW:ピクトマニア
どのお題だったか、分かりますか?
ドミニオン日本選手権、三津家和彦氏優勝
7月14、15日と2日間にわたって東京・板橋で開催されたドミニオン日本選手権は、三津家和彦氏(ドミニオン木曜会)が優勝し、日本代表の座を射止めた。8月17〜18日にアメリカ・インディアナポリスで行われるドミニオン世界選手権に出場し、2大会連続の日本人優勝を狙う。
大会参加者は200名。予選で60名に絞られ、前回大会でベスト4だったシード選手を加えて64名で決勝が行われた。決勝では『陰謀』のほか5つの拡張を加えて5回戦が行われ、8名が準決勝に進出。全セットからのサプライにより、2卓の上位2位が決勝に進んだ。決勝は、スタートプレイヤーを回しながらニ戦先勝のサドンデス方式。マジック・ザ・ギャザリング日本選手権の優勝経験者でもある三津家氏が、3戦でけりをつけて優勝した。
三津家氏が所属し、今年『ドミニオンマニアックス』を発行したことでも知られるドミニオン木曜会からは、準決勝8名中7名、決勝4名中全員を占めるという、圧倒的な強さを今年も見せつけている。
当日のサプライは以下で公開されているので、参加しなかった人も激戦を振り返ってみてはいかが。
同日開催された『世界の七不思議』日本選手権は22名が参加。ソエダ・タカヒコ氏が優勝し、7&iの商品券が贈られた。また『ディクシット』日本選手権は10名が参加。ゲームサイト「暮しとボードゲーム」のサー・カワカミ氏が優勝し、星の王子さまポップアップ絵本をゲット。『ビブリオス』日本選手権は7名が参加。AAさんが優勝してソニー電子書籍リーダーを獲得した。ほかにも『髑髏と薔薇』12人プレイや、『ピクトマニア』日本語版体験卓などで盛り上がっていたという。
・ホビージャパンゲームフェスティバル2012結果発表!
・ドミニオン:木曜会:ドミニオン日本選手権2012反省会