『ボードゲームナビ2012-02』発売
今号の特集は「インタビューで振り返るゲームマーケット2012春」。5月に東京・浅草で開催されたゲームマーケット2012春にて、17名の出展者にインタビュー。売れ行きの手ごたえや、今後の展開を聞く。
もう1つの特集は「スマートフォン、タブレット端末で楽しむボードゲーム」。50タイトルの一挙紹介に加えて、秋葉原シャッツキステのレイラ氏がお気に入りのアプリを語る。
レビューは海外ボードゲーム12本、同人ボードゲーム13本。また、ウェブではなかなか読むことのできないリプレイ記事として『それはオレの魚だ!』『荒野の1ドルペンギン』『シルク・ドゥ・モンスター』を扱う。「ボードゲーム・パーティー」というテーマで、初めて遊ぶ女性タレントを起用しているところが新しい。
安田均氏、鈴木銀一郎氏、レイラ氏、フーゴ・ハル氏の連載、田中としひさ氏のコミックのほか、ドミニオン世界チャンプのルネ氏の戦略論や、ワンドロー木皿儀隼一氏の『ヴォーパルス』分析、ヤポンブランド健部伸明氏のエッセン新作紹介など、内容盛りだくさん。
付録ゲームはJ.アーネストの『シップレック!』がついている。また応募者全員プレゼントとして『サンダーストーン』のプロモーションカード「ソーンウッドの森」「」「復讐のガーディアン」がもらえる。
・新紀元社:ボードゲームナビ
・ふうかのボードゲーム日記:ボードゲームナビ2号を買ってみた
『クルード』新版、日本語版で発売
巨大金融組織のCEOであり、大富豪のサムエル・ブラック氏は、彼の大邸宅に6人のゲストを招待した。ある大型取引にまつわる衝撃のスキャンダルの実態を暴露するためだった。 しかし、ブラック氏は、ゲストたちにその衝撃的な告白をする直前、誰かに脅され失踪してしまう。「容疑者」「道具」「失踪現場」を、お互いがもっているカードを元に消去法と帰納法で探り当てなければならない。
イギリス人デザイナーA.E.プラットが制作し、1949年に発売された60年以上前の作品。アメリカのパーカーブラザーズ(現・ハズブロー)が『クルー』として発売したことから全世界に広がった。映画『殺人ゲームへの招待』やテレビ番組にもなったほどの人気をもち、現在まで何度も再版されている。
日本でも、『名探偵』(エポック社)、『ミステリーゲーム』(ハナヤマ)、『名探偵 金田一耕助の推理ゲーム』(エポック社)、『the TANTEI 探偵学入門ゲーム』(エポック社)、『クルー 華麗なる洋館殺人事件』(トミー)、『クルージャパン 赤川次郎の推理ゲーム 三毛猫ホームズの殺人館』(トミー)、ポケッタブル版『クルード』(シュウクリエイション)、『名探偵コナン消えた財宝の秘密』(パルボックス)と、35年にわたって再版が繰り返されてきた。今回は、最後に発売された『名探偵コナン』から8年ぶりの再版となる。
・タカラトミー:クルード
・名探偵礼讃:Cluedo/Clue/クルー