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『レジスタンス:アヴァロン』日本語版、3月中旬→4月中旬発売

レジスタンス:アヴァロンホビージャパンは3月中旬、人狼系の新作『レジスタンス:アヴァロン(The Resistance: Avalon)』日本語版を発売する。D.エスクリッジ作、5~10人用、10歳以上、30分、2100円。

司会不要、脱落者も出ない人狼系の作品として人気を集めている『レジスタンス』のシリーズ作品で、昨年秋にインディー・ボード&カード社(アメリカ)から発売された。本作はアーサー王と円卓の騎士がテーマ。

アーサー王は一縷の望みをかけ、伝説の聖杯を求めて騎士たちを探索に差し向けるが、すでに円卓の騎士の中には不義の息子モードレッドの息のかかった者たちがおり、王国転覆をもくろんでいる。魔術師マーリンだけが裏切り者たちの名を知っているが、円卓の騎士たちの一人に化けているマーリンの正体が知れてしまえば、たちまちマーリンの命は奪われ、王国は滅びてしまうだろう。

『レジスタンス』ではレジスタンス側とスパイ側に分かれて戦うが、本作では二手に分かれたほかにプレイヤーに「マーリン」や「暗殺者」などのキャラクターが加わる。マーリンは最初から裏切り者を知っているが、ゲームの最後に誰がマーリンかを暗殺者が当ててしまうと、円卓の騎士側は逆転負けとなってしまうため、慎重に行動しなければならない。ほかにも「パーシヴァル」や「モードレッド」、「モルガナ」、「オベロン王」などのキャラクターを適宜採用することで、難易度の調整ができるようになっている。

単品でもプレイ可能だが、『レジスタンス』があれば深まる陰謀ルールを採用してさらに深く楽しめる。

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R.クニツィア、3月来日

ボードゲーム専門店のメビウスゲームズ(東京・水道橋)は創業20周年を記念して今年3月、ゲームデザイナーのライナー・クニツィア博士を招いて記念パーティーを開くことを明らかにした。予約制で受付は2月上旬から。

東京都千代田区の靖国神社向かいに「ゲームとパズルの店」として開店したのが1993年3月。主にドイツゲームの販売を手がけ、頒布会や輸入卸などを通して国内のボードゲームの安定供給の立役者となった。2003年12月に現在の水道橋に移転。『ニムト』『サンファン』など人気タイトルの日本語版や、『キュージェット』『お先に失礼します』などのローカライズ作品、『ワードバスケット』再版など、話題に事欠かない。

ライナー・クニツィア博士は世界的に有名なボードゲームデザイナーで、『ケルト』や『ヘックメック』など、メビウスゲームズでもたくさんの作品を取り扱ってきたほか、『サムライ』『砂漠を越えて』『インジーニアス』『スタンプス』『古代ローマの新ゲーム』などが日本語版になっている。多作でも知られ、現在play:gameには400タイトル近い作品が登録されている。ドイツ出身だが現在はイギリスに在住。

来日は初めて。講演会(英語・通訳付き)などが企画されているが、会場の収容人数の都合により、参加は予約制となる。クニツィアファンは、続報を待とう。

メビウスおやじ:メビウス20周年パーティー