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第1回東京ボードゲームフリーマーケット、来場者1000人

7月28日(日)に川崎産業振興会館にて行われた第1回東京ボードゲームフリーマーケットは、約1000人の来場者があったことがホームページで発表された。ボードゲームを求める愛好者が会場ぎっしりに詰めかけている様子が、参加者のブログに掲載されている。

会場都合により、開場後の来場を実行委員会は呼びかけていたものの、10時半の開場時には100人を超える待機列が発生。中古ゲームを求める愛好者が一斉に入場し、会場は満杯となった。来場者のお目当ては中古ボードゲームで、出店したブースの多くは、開場後2時間ほどでほとんどが完売になっていた。

一方で、創作ゲーム・同人ゲームを頒布していたブースは売れ行きが芳しくなかったようだ。同人サークルの出店は不要だったのではないかという声もきかれる。

実行委員会では、今回の反省点を活かして第2回を計画する見込み。会場で行われた募金やチャリティーグッズの売上は、開催に協力したメビウスゲームズよりドイツ国際平和村に募金されることになっている。

第1回 東京ボードゲームフリーマーケット終了いたしました

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ヤフオクでボードゲーム放出

ボードゲームフリーマーケットが全国各地で行われている。ボードゲームは非常にかさばるため、保管場所に困って放出したいという方が増えているのではないだろうか。

輸入ゲームや、小部数限定の国産ゲームは、中古でも欲しがる方が多く、値崩れしないどころか、逆にプレミアムがついて購入価格以上になることもある。また、何年も遊ばれないままになっているのは、ボードゲーム自体にとっても不幸なことだと思う。手放すのは惜しいかもしれないが、宝の持ち腐れにならないように、またより多くの人に遊んでもらえるように、放出を検討するのは悪いことではない。

放出の方法は、ゲームマーケットやフリーマーケットに出展するだけでなく、ボードゲームリサイクルCUBEに買い取りや委託販売を頼む、サークルで交換会を開く、フェイスブックやミクシィで買い手を募るなど、さまざまな方法があるが、高値で買い取ってもらえるのはネットオークション「ヤフオク」への出品である。そこで、ボードゲームをヤフオクに出品する場合の流れをまとめてみた。

ボードゲーム・その他」というカテゴリーの平均落札額はこちらのサイトによると2500~3000円。小箱のカードゲームも含めての平均なので、相当高値で取引されていることが分かる。モノによっては15000円を超える場合もある。

まずはどんなゲームがどれくらいの価格で出品されているかのぞいてみよう。でも売るつもりが、いつの間にか入札していたりして・・・・・・

0.Yahoo!プレミアムに会員登録する
ヤフオクで出品するには、プレミアム会員登録が必要だ。月会費399円を、銀行口座かクレジットカードで支払う。登録手続きは10日前後かかる。

1.写真を撮る
まずゲーム棚から放出するゲームをピックアップ。遊ぶ機会が今後本当にあるかどうかで選別していく。
ピックアップが終わったらひとつずつ写真を撮る。箱の写真と、箱を開けて中身を出した写真。このとき、欠品がないか確認しておくと後々トラブルを回避できる。

2.説明文を書く
必要な事項は次の通り。即売くんなどのテンプレートツールを使って読みやすい説明を作る。

  • ゲームの概要
    どんなゲームかの短い説明。またレビューサイトのURLを掲載して、詳しくはそちらを参照してもらうという方法も。
  • 状態
    新品未開封、開封未プレイ、2~3回プレイした程度、経年劣化ありなどの情報を掲載する。欠品がないのはもちろんだが、箱にダメージがある場合も明記しておく。
  • 日本語ルール
    輸入ゲームの場合、日本語ルールの有無と、カードテキストが日本語化されているかは重要な情報である。日本語ルールが公開されている場合は、その旨を書く。市販されているボードゲームのルールをコピーして添付してはいけない。
  • 発送方法
    送料は落札者負担が一般的。全国から入札を増やすには、できるだけ安い発送方法を提示したいところだ。送料の虎で料金比較をすると分かる通り、小箱は定形外郵便、大箱ははこBOONがオススメ。また、送料を全国一律で定額にしたり、いくつ落札しても1個分にしたりすれば、お得感から入札数が増えやすい。
  • 支払方法
    銀行振込、かんたん決済など。

3.出品する

  • 開始価格と開催期間を決める
    出品するカテゴリは「おもちゃ、ゲーム」→「ゲーム」→「ボードゲーム」→「その他」。先ほどの説明文のほかに、開始価格開催期間を入力する。開始価格は安くすればするほど、入札数が増え、注目されやすくなる。カードゲームは500円、ボードゲームは1000円くらいからスタートしてみよう。開催期間は最長7日間で、終了時間も選べる。終了時間間際にたくさんの人が参加できるよう、遅めの終了時間を選ぶ。おまかせ君などの出品管理ツールを使うと便利。
  • 質問に答える
    開催期間中、たまに質問を受けることがある。質問があった旨はメールで知らされるので、すぐに対応する。

4.発送する
落札されるとメールでお知らせが届くので、できるだけ早く落札者に連絡を取る。連絡は以前メールで行われていたが、スパムフィルターなどによる不着が多く、現在は「取引ナビ」という、当事者のみ閲覧可能な掲示板が使われている。
簡単な自己紹介と落札品の確認、そして発送先を伺う。返事が来たら送料込みの振込金額と、支払い方法(銀行口座番号)を連絡。入金を確認して、発送。信用が大事なので、どのステップもなるべく早く対処し、少し遅れそうなときはその都度連絡するようにしたい。個人の出品なのでノークレーム・ノーリターンが基本だが、不測の事態には誠実な対応を心がける。取引で知り得た個人情報の管理にも注意を。
取引が終わると、お互いに評価しあうことになっており、この評価が、次の取引につながる。

ボードゲームはブランド品などと違ってトラブルが発生しにくいカテゴリーだが、決してないとはいえない。トラブル事例などに目を通しておくと、万が一の場合の対応もしやすいだろう。