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映画『人狼ゲーム』10月26日公開

7月に発売されたミステリー小説『人狼ゲーム』(著・川上亮)の映画版が、10月26日(土)から公開される。監督・熊坂出、主演・桜庭ななみ、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。

高校2年生の愛梨(桜庭ななみ)は、下校中に何者かに拉致される。目覚めると周囲には複数の男女が横たわっていた。不可解な状況に戸惑う愛梨たちに、人狼ゲームのプレイ開始が宣告される。拒否権はない…。彼らはなぜここに集められたのか? そして、生き残るのは誰か? 生死を賭けたゲームが、いま始まる!

主演の桜庭ななみ氏は撮影にあたり、ドキュメンタリー風に作りたいという監督の意向に答えて、先読みせずにその時その時のリアルな感情を大切にしたという。誰が人狼か分からない中で村人が次々に消えていく恐怖と、お互いの正体を探りあう会話のスリルが、映画でも楽しめそうだ。
人狼ゲーム公式
クランクイン!!:桜庭ななみ主演『人狼ゲーム』公開決定 あの”疑心暗鬼ゲーム”がついに映画化

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OKAZU brandの2タイトル、ゲームフィールドから再版

熊本のボードゲーム専門店ゲームフィールドは、OKAZU brandの人気タイトル『セイルトゥインディア(Sail to India)』と『パトロナイズ(Patronize)』の豪華版を発売した。
OKAZU brandはゲームマーケットで評価の高い同人サークル。海外の出版社からも注目され、『ひも電』『トレインズ』などの外国語版も発売されている。そのOKAZU brandが今年のゲームマーケットで「500円ゲームズ」として頒布し、すぐに売り切れた2タイトルが装いも新たに帰ってきた。
『セイルトゥインディア』は大航海時代、各寄港地の商品を売ったり技術を使ったりしてインドを目指す航海ゲーム。12枚の寄港地カードが並び、はじめスタート地点であるリスボンに近い3枚だけが見えている。そこから先は未開の地だ。
寄港地には産物2種と、建物を建てることのできる場所が2ヶ所ある。寄港地に自分の船を移動させたら、産物を独占したり、建物を建てたりできる。産物は売ってお金と勝利点にする。お金は船の速度を上げたり、建物を建てたり、技術を習得したり、船・勝利点・資金の保持をするためにも使う。苦しい状況をどのような方法でうまくマネジメントしていくのかが楽しい作品だ。デザイン林尚志、3~4人用、12歳以上、60~90分、3000円。初版からのルール変更あり。
ゲームフィールド:セイルトゥインディア
OKAZU brand:パトロナイズとセイルトゥインディアがゲームフィールドさんから発売
セイルトゥインディア
『パトロナイズ』はルネッサンス時代のイタリア・トスカーナ地方を舞台にしたカードゲーム。プレイヤーは豪商で、さまざまな能力を持った人物達のパトロンとなり、その力を誇示する。
1枚ずつカードを出して強い人が取るというトリックテイクゲームだが、手札がラウンド数よりも2枚少なく、パスできるところが特徴。パスをすると、ほかの人が出したカードを取ることができる。しかしパスをし続けて最後まで手札に残った手札は失点になってしまう。そのほか、各人物から集める成果物や、ゲーム中1回だけ使える「保護」というルールなど、ひねりの利いたカードゲームだ。デザイン林尚志、3~5人用、10歳以上、30分、2500円。
ゲームフィールド:パトロナイズ

先日お伝えしたM.シャハトの伝説の名作競りゲーム『ムガル(Mogul)』日本語版も同時発売となった。3600円。あわせてどうぞ。
ゲームフィールド:ムガル日本語版