すごろくやゲーム大賞2013に『地獄の釜』
すごろくやで取り扱われた作品(すごろくやオリジナル商品を除く)の中から、大衆性・独自性・新しさがあるものを、すごろくやスタッフで選ぶ賞。2005年から毎年選ばれており、昨年は『ワンナイト人狼』が受賞した。『ワンナイト人狼』はその後売上を伸ばし、1万セットの販売を達成している。
今回の大賞に選ばれた『地獄の釜』は、ツォッホ社(ドイツ)のギャンブルゲームで、ゲームボードからチップをめくり、悪魔を出さずにいくらまでめくれるかを賭ける。すごろくやは「絶妙な駆け引きと抜群に盛り上がるドラマを両立させている」と評している。
このほか、最終候補としてフランスのリアクションゲーム『ゴビット』、ドイツの積木くずしゲーム『ドッカーン!』、ドイツのアドベンチャーゲーム『アンドールの伝説』が選ばれたほか、順候補として20タイトルが挙げられている。
・高円寺0分:すごろくやゲーム大賞2013の発表
・TGiW:地獄の釜
『ルイス・クラーク探検隊』に高い評価、ドイツ
新作ゲーム会の評価アンケートを毎年実施しているザウアーラント・ゲーム会(Spieletreff Sauerland)は今年の結果を発表した。1位には『ルイス・クラーク探検隊』が選ばれている。
ザウアーラント・ゲーム会は毎年11月に10日間、ドイツ中西部の都市ヴィリンゲンのホテルを会場にして行われるゲーム会。全日でも2食付き459ユーロ(65000円)で参加できる。ボードゲームは協賛する出版社が提供。今年は24社が協賛した。
154名の参加者による投票結果は以下の通り。ホビージャパンからまもなく発売となるフランスの探検ゲーム『ルイス・クラーク探検隊』が1位となっている。2位にはシュピールヴォルクス社の重量級ゲーム『石炭とコロニー(Kohle & Kolonie)、3位にはルックアウトシュピーレの『カヴェルナ(Caverna)』が選ばれた。
この3タイトルは、規定投票に達しないなどの理由からシュピール’13のスカウトアクションにはランクインしていない。また、こちらは軽いゲームにも高い評価が集まっており、両方の評価アンケートで10位以内に入ったのは『ロシアンレイルロード』と『ラブレター』の2タイトルに留まっている。
1位:ルイス・クラーク探検隊(Lewis & Clark / ルドノート)1.64
2位:石炭とコロニー(Kohle & Kolonie / シュピールヴォルクス)1.67
3位:カヴェルナ(Caverna: Die Höhlenbauern / ルックアウト)1.74
4位:ドッグDX(Dog Deluxe / シュミット)1.75
5位:クウィックスDX(Qwixx Deluxe / ニュルンベルガー)1.82
5位:ネイションズ(Nations / アスモデ)1.82
6位:ロシアン・レイルロード(Russian Railroads / ハンス・イム・グリュック)1.89
7位:セット(Set / アミーゴ)1.93
8位:オバケの塔(Gespensterturm / アミーゴ)2.00
9位:ラブレター(Love Letter / ペガサスシュピーレ)2.04
10位:クウィックスXL(Qwixx XL / ニュルンベルガー)2.08
(スカウトアクションで上位だった作品の順位)
13位:ロココの仕立屋、15位:コンコルディア、20位:スパイリウム、23位:マデイラ、32位:ブリュッセル1893年、36位:ウーゴ、40位:グラスロード、48位:カシュガル
(1最高~6最低の6段階評価で平均によるランキング。10票以上)
・Spieletreff Sauerland 2013:Spiele nach Rangfolge