オークション狂想曲(Going, Going, Gone!)
要らないのに熱くなり
そんな競りの魔力を味わえるのがこの作品。ほしい商品を、カップの中にコマを入れて競るリアルタイムアクションゲームだ。動画でボードゲームを紹介しているS.ニコルソン氏がデザインした作品で、ゴールデンギーク賞のパーティーゲーム部門にノミネートされている。
5つのカップのそばに、それぞれカードを1~2枚並べてスタート。オークショニア役の人が、10数える間に、手持ちの札束コマをほしいカップの中に入れる。10数え終わったら、カップの中を見て、一番多く札束コマを入れていた人が落札。これを7回繰り返して、落札したカードのコレクション(国別、ジャンル別)と、残った札束コマの合計が多い人が勝つ。ゲーム中に札束コマがなくなったらいつでもコレクションを換金できるというだけのルールだ。
みんなできるだけ少ない個数で競り落としたいので、誰かが1個入れれば2個入れ、それを見てまた誰かが2個入れるというようにじわじわ増えていく。たくさん入れてほかの人の追随を諦めさせることも時には必要だ。5つのカップが同時進行しているので、なかなか冷静ではいられない。たくさんコマが入っているからといって、自分がほしいものとは限らない。
ひと通り2個ぐらいずつ入れておいてみんなを消耗させ、必要なものはちょっとだけ積み増すという作戦でbashiさんの勝利。私は皆が興味なさそうな「中国」と「車」に集中して集めたが、もう少しで初期資金を下回りそうなくらい、無駄遣いしてしまった。冷静に、冷静にと思っても、カウントダウンが0近くなるとついたくさん投げ込んでしまいたくなるのが恐ろしい。
Going, Going, Gone!
S.ニコルソン/ストロングホールドゲームズ(2013年)
2~6人用/8歳以上/20分
山崎・ロバート、ゲームストア・バネストで盛り上がり
名古屋テレビ(6ch)が本日24:20から放送する「ザキロバ!アシュラのススメ」にて、名古屋のボードゲーム専門店ゲームストア・バネストが登場する。
毎週放送の深夜バラエティ番組で、今週の特集は「専門店のススメ!」。レギュラーの山崎弘也氏(アンタッチャブル)、秋山竜次氏・馬場裕之氏・山本博氏(ロバート)が、ゲストの道端アンジェリカ氏と、名古屋の専門店を訪れる。世界のボードゲームが300種類揃う専門店として登場するゲームストア・バネストでは、『バルバロッサ』や『おばけキャッチ』を実際に遊ぶ。
次に、あす名古屋テレビの「ザキロバ・アシュラのススメ」にてバネストが紹介されます。道端アンジェリカさんザキヤマさんロバートの皆さんがゲームを楽しまれました。http://t.co/m1Bg6AvTk7
— masayuki nakano (@banestolive) 2014, 2月 24
番組は名古屋テレビのほか、青森(水曜深夜)、大分(水曜深夜)、九州(金曜深夜)の朝日放送などで見ることができる。お近くの方はお見逃しなく。また、ホームページでは予告編の動画がアップされている。
・メ~テレ:ザキロバ!アシュラのススメ