マクドナルド・ハッピーセットにボードゲーム、ドイツ
ドイツのマクドナルドは10月30日から、1ヶ月にわたってハッピーセット(Happy Meal)にボードゲームを付ける。提供はラベンスバーガー社で、R.クニツィアの『誰だったでしょう?』コンパクト版などが用意されている。
ハンバーガー、フライドポテト、ドリンクにおもちゃが付いてくるハッピーセット。日本では現在、プラレールとマイメロディ×リトルツインスターズが付録のおもちゃとなっている。
ドイツ・オーストリアのマクドナルドで今、付いてくるのはラベンスバーガー社のボードゲーム。『誰だったでしょう』『呪いのファラオ』『エルファーラウス』『ペンギンすべり』が並ぶ。いずれも5~6歳から遊べるコンパクト版だ。
同様のサービスは昨年にも行われており、その際には『メイクンブレイク』『ビリー・ビーバー』などが提供された。
・McDonald:Aktuelle Spielzeuge im Happy Meal
アンケート:日本語版のロゴ
Q101:日本語版のボックスのロゴ、どれが好み?
A.日本語は大きく、原語は小さく 15票(7%) |
B.原語は大きく、日本語は小さく 185票(88%) |
C.日本語のみで、原語は無し 11票(5%) |
日本語版のリリースが発表されるたび、愛好者から「ロゴがダサい」という声が上がります。今回のアンケートでは、日本語は小さくという意見が9割近くを占めました。当サイトの読者層からいっても、高い割合で原語のデザインを崩さないボックスアートを要望していることが分かります。
ドライマギアの元社長J.リュッティンガー氏は、「韓国人は箱に韓国語が書かれていないと買わないが、日本人は逆に日本語を入れないでと頼んでくる」と語っていました。BGGのE.マーティン氏も、「アメリカでは箱の表にも裏にも英語しか書かれていないものが手に取られ、多言語版でも受け入れられない」と語っており、原語を重んじるのは日本独特の状況のようです。日本語ロゴを良しとしないのは決してマニアだけではなく、キッズゲームを与える親たちにも見られます。
一方で、カジュアル層は日本語が入っているほうを好み、原語が入っていると「なんだか難しそう」といって敬遠してしまいます。そのためホビージャパンではファミリー向けは日本語ロゴを大きく、ゲーマー向けは原語をそのままにして日本語ロゴを小さめに入れているそうです。こういった使い分けも必要になってくるでしょう。
また、アークライトの工藤氏は「ほらボド!」のインタビューに対し、「英語やドイツ語を日本語にするとあまりカッコよくない」と答えています。西欧のボックスアートと日本語のロゴを調和させるのは容易なことではありません。今後も日本語版のボックスアート担当者にとっては腕の見せどころであり、悩みどころとなっていくでしょう。
11月のアンケートは、ゲーム中のスマホいじりです。待ち時間が長いときには、ついついラインのチェックなどをしたくなりますが、そのような行為を見てどのように受け止めるか、3択の中で近いものをお選び下さい。