ボードゲーム消費金額2016、平均は20万4千円
先週に当サイトで行ったアンケート「ボードゲーム消費金額2016」の結果を発表します。回答者は160名でした。ご協力ありがとうございます。
今年1年、ボードゲームの購入に使った金額の平均は204,424円。一昨年に行った同様のアンケートの平均額15万5千円から5万円もアップしました。中央値は前回と同じく10万円です。
平均金額を月割すると1ヶ月17,000円ほど。円高などの影響でボードゲームの価格も値上がりしていますので、大箱でも2~3タイトル分ぐらいになるでしょう。日本国内でリリースされる新作のタイトル数は一昨年よりも増加していますが、買う方もそれに呼応しているようです。
回答者の分布はグラフの通りです。5~10万円が最も多いですが、100万円を超える方も相変わらず数名おり、平均が引き上げられています。ボードゲーム愛好者の一般像では決してなく、筋金入りのボードゲーマーはこれぐらい購入していると捉えたほうがよさそうです。
・ボードゲーム消費金額2014、平均は15万5千円
クニツィアの名作競りゲーム『メディチ』日本語版、12月29日発売
オリジナルはアミーゴ社(ドイツ)から1995年に発売された作品。メディチ家が権勢を誇っていた中世ヨーロッパで商人となり、世界中から集まってくる香辛料や織物などを競り落とすゲームで、『モダンアート』『ラー』と並んでクニツィアの三大競りゲームに数えられる。
手番プレイヤーは1枚ずつ商品をめくり、1~3枚まで好きなところで競りを行う。こうしてラウンド終了時、競り落とした商品の数字や種類ごとに枚数が多い人にお金が入る。お金を使って競りを行い、その結果またお金をもらうので、損得勘定をしっかりしなければならない。
1ラウンドで競り落とせるのは1人合計5枚までで、4枚競り落とした人は、1枚の競りにしか参加できない。自分がほしい商品ならばできるだけ安値で手に入るよう、またほしくない商品ならばほかの人にできるだけ高値で競り落としてもらえるように枚数を調整していく。カードが1枚めくられるたびに各プレイヤーの思惑が交錯し、駆け引きが楽しめる作品、ついに日本語版の登場だ。
・play:game評価コメントリスト:メディチ