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会話から推理するコミュニケーションゲーム『黄金体験』、4月28日発売

アークライトは4月28日、スイッチゲームズのブランドでみんなの会話から何の体験かを推理する日本のコミュニケーションゲーム『黄金体験』を発売する。デザイン・エミユウスケ(リトルフューチャー)、イラスト・矢野由布子(YACO Games)、2~6人用、8歳以上、15分、1800円(税別)。

ゲームマーケット2016神戸でリトルフューチャーから発売され、第2回ゲームマーケット大賞で一次審査を通過した作品をリメイクした。

お題カードを引き、回答プレイヤー1名を除いて全員が見る。お題カードには「飛行機に乗った」などの体験が書かれており、回答プレイヤーは「どこで」「何回」「何人くらいで」といった質問をして全員の答えをもとに何の体験かを当てる。

新版では問題数が増えたほか、うまい質問が思い浮かばないときのためのサポートカードも収録。パッケージのイラストも一新し、お題カードのスタンドなど、遊びやすさもアップした。
誰の記憶にもある体験をテーマにした、みんなで盛り上がれるコミュニケーションゲームの再登場だ。
TGiWレビュー:ゴールドエクスペリエンス~黄金体験~

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WAになって語ろう(Let’s Make a Circle and Talk)


御朱印あつめ 』『檀家-Danka- 』に続くお寺ゲーム第三弾。お盆に実家に集まって、普段はなかなか話さないことを語り合う雰囲気のコミュニケーション記憶ゲームである。お盆に風呂敷包みというコンポーネントが面白い。
自分の番にはカードをめくって、書かれた質問を隣の人にする。「今までで一番幸せだった瞬間」「お金に苦労しないとしたらしたい仕事」「もらいたいプレゼント」「ご先祖様に自慢して報告したいこと」など。指示によって、全員が答えることもある。
こうして順番に質問と答えを繰り返しているうちは和むが、突如として「〇つ前の質問と答えはなんでしたかな?」とお坊さんが聞いてくるカードが出る。これを引いた人は、それが誰の番だったか遡って、その質問と答えを思い出さなければならない。話をよく聞いていないと頭を抱えることになるだろう。
正解すれば全員にポイント。これを繰り返し、規定点に達したら全員が勝利となる協力ゲームである。
7人で30分。忘れないように、回答の後あれこれ補足するように質問することが勧められており、ゲームが終わってからも覚えていることが多い。家の中にたくさんあるものも、自分へのご褒美も、休みの日にしていることも全部「ボードゲーム」と答えるのはお約束。初対面の人もいたが、ゲームが終わるころには人となりがだいぶ分かった。
WAになって語ろう
デザイン・向井真人/イラスト・ 長縄キヌエ
ようがくじ「不二の会(ぷにの会)」(2017年)
3~8人用/6歳以上/15~30分