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ボブジテン(Bob Dictionary)

意外と説明できないカタカナ語
ボブジテン
日本語大好きなボブが、カタカナ語抜きで説明するカタカナ語を当てていく会話遊び。『捕込』『High!High?High!!』などを発表してきた「つかぽん」が、有明で行われる国内最大の電源不要祭典2017春に発表した。我々がいかに普段からカタカナ語を多用しているか痛感させられる。
順番に親となり、自分だけ読み札を見て今回のお題を確認する。お題は1枚の読み札に6つ書かれており、山札の一番上の数字でどれか決まる方式。お題は全てカタカナ語だが、説明はカタカナ語(外来語、和製英語、漢字を当てた外来語も)を使ってはいけない。
ほかの人は、親の説明を聞いてお題を当てる。早い者勝ちだが、回答権は1回だけなので早とちりしないようにしよう。
正解すれば親と当てた人の両方に得点。そのほか、親が誤ってカタカナ語を使ってしまったら(お題「ネクタイ」で「サラリーマン」など)指摘した人が得点となる。あまりに自然すぎて聞き流してしまうことも。
4人で遊んで10分ほど。「ビール=麦酒」、「パンダ=白黒のクマ」など割とあっさりと説明できてしまうお題が多いが、そういうときはわざと回りくどい言い方にすることで面白みが増す(その結果全員ハズレても、次のお題を出すことができる)。わざとでなくても回りくどくなったり、説明の仕方が誤解を招いたりして、全員ハズレたときも正解を聞いて盛り上がる。外国人風の口調で説明したりするもの楽しく(でもいつのまにか「○○でござる」とか侍の口調になってたり)、頭の普段使わない部分を使う。
遊びこんでお題をだいたい覚えてしまったら、意識高い系が使うような用語とか、18禁用語など、自作して拡張するのも楽しそうだ。
ボブジテン
Kazuna*/TUKAPON(2017年)
3~8人用/10歳以上/30分
8月上旬に再版発売予定

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正体隠匿ゲーム『シークレット:米ソ諜報戦』多言語版、8月下旬発売

ホビージャパンは8月下旬、冷戦時代の諜報戦をテーマにした正体隠匿系ゲーム『シークレット:米ソ諜報戦(Secrets)』の日本語を含む多言語版を発売する。ゲームデザイン・B.フェイドゥッティ&E.M.ラング、イラスト・カリ、4~8人用、10歳以上、30分、3400円(税別)。
ルポ・プロドゥクシオン社(ベルギー)が制作し、6ヶ国語で同時発売となる作品。この版はドイツ語・オランダ語・ギリシャ語・日本語の多言語版となる。デザイナーは『操り人形』『マスカレイド』のフェイドゥッティと、『ブラッドレイジ』のラング。
ゲームは1960年代の東西冷戦時代の諜報戦が舞台。プレイヤーはCIAかKGBのメンバーとなり、チームの勝利を目指す。自分の手番には人物カードを2枚引き、そのうち1枚を山札の底に戻し、もう1枚を表にしていずれかのプレイヤーに提示する。提示された側は受け取るか否かを選び、受け取ったら表向きで自分のものに、受け取らなかったら提示したプレイヤーのものになる。
人物カードは同じ種類が2枚になったら裏向きになって得点にならない。また人物の特殊な能力で展開が大きく変わることも。カードを渡してきたプレイヤーは味方なのか、なぜこのカードを提示してきたのか、自分が引いたカードは誰に提示すべきなのか……お互いに手探りの仲、正体を推理し、適切にふるまうことが自陣営の勝利への鍵だ。
プレイヤーの中には第三陣営のヒッピーがおり、ヒッピーの得点が単独で最下位だと単独で勝利する。適度にヒッピーにも得点を与えつつ、自陣営の勝利を目指すには高度なマネージメントと息の合ったチームワークが要求される。
内容物:人物カード29枚、弾丸カード4枚、正体トークン10枚、国連トークン1枚、ヘルプトークン2枚、ヘルプシート1枚、早見表カード4枚ほか