木製タイルを並べ替えよう『コンプレット』日本語版発売
オリジナルは2015年にシュミット社(ドイツ)から発売された作品。メビウスゲームズが輸入版を取り扱い、日本ボードゲーム大賞投票部門2位&選考部門ノミネート、日本版The One Hundred 2016新作5位など評価されスマッシュヒットとなっていた。
1~100までの100枚の木製タイルを裏にして混ぜ、各プレーヤーは何枚かのタイルを自分の前に1列に並べる。このタイルを左から右に向かって昇順に並べるのがゲームの目的。自分の番には場のタイルを1枚表にして自分のタイルと入れ替えるか、自分の列の中でタイルの位置を入れ替えるかのどちらか。できるだけ手番数を少なくして、早上がりを目指す。
1・6・8・9が入ったタイルは180度逆さまにしてもよいというルールと、連続する数字を置けたら続けて手番ができるというルールで、選択の幅が広がりエキサイティングなゲームとなっている。日本語版にあたって、プレイ人数が4人から6人に増えているが、これは1人あたりのタイル数を減らすルールによるものであり、輸入版からコンポーネントに変更はない。
メビウスゲームズでは『グリュックス』『デジャブ』『コンプレット』と、新作の日本語版を立て続けに発表している。市場拡大に伴い、普段プレイしないプレイヤーへのアプローチを目指す。
・TGiWレポート:コンプレット
東京品川にボードゲーム喫茶「天岩庵」8月29日オープン
開店前からボードゲームライトニングトークなどで注目を集めていたボードゲーム喫茶。開店にあたって運転資金をクラウドファンディングで募集し、50万円を集めた。
広いテーブル、ワンゲーム同一料金、甘酒などの和カフェが特徴。テーブルは大きいサイズで、『アグリコラ』などスペースが必要なゲームもOK。各種トレイ、クリップ式カップホルダー、結露しないタンブラー、Wi-fi、充電器・コンセント、待ち時間用筋トレグッズなど設備も充実している。
料金は基本1時間500円、フリータイム3000円だが、ボードゲームを超軽量から超重量まで5段階に分類し、1ゲーム終わるまで時間にかかわらず同一固定料金となる。これで長時間ゲームも時間を気にせず遊べ、インストもじっくりできる。
飲食は自家製の甘酒をメインに、日替わりご飯など。畳のスペースもあり、くつろいで遊べるようになっている。
開店後の週末から早速、「定番だけど実は遊んだことないボードゲームを遊ぶ会」「重量級ゲームに親しむ会(カヴェルナ)」などが企画されている。予約はTwitterから。
ボードゲーム喫茶 天岩庵
東京都品川区南品川5-3-30 TKビル 2階
Web / Twitter