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『「ぷっ」すま』でボードゲーム部

テレビ朝日系で2月9日に放送された深夜バラエティ番組『「ぷっ」すま』で「ボードゲーム部」が登場し、MCの草彅剛氏、ユースケ・サンタマリア氏がいけだてつや、矢口真里、阿曽山大噴火の各氏がプレゼンしたボードゲームを楽しむ様子が放映された。
「ボードゲーム部」コーナーは3人がボードゲームを1タイトルずつ紹介し、MCとゲストの2人(藤本敏史氏、足立梨花氏)が試しに遊んでみて判定。アンコールが出ればもう1回遊んで、最後に大賞を決めるという構成で行われた。
ボードゲームの流行としてJELLY JELLY CAFE、すごろくや、アソビCafeが写真で紹介された後、トップバッターのいけだてつや氏が紹介したのは『シークレットミッション(In geheimer Mission、2012年ハバ(ドイツ)、すごろくや品切中)』。ほかのプレイヤーが騒音を立てる中、カードの内容を記憶するゲームで、足立梨花氏がチャレンジした。犬の鳴き声で盛り上がったが、どちらも疲れるということで終了。攻めたチョイスではあったが、いけだ氏はこのようなゲームも「ボードゲーム」と呼ばれると解説したところが注目される。
にわかではないかと疑われた2番手の矢口真里氏は『スピードカップス(Speed Cups、2013年アミーゴ(ドイツ))』を紹介。カードのイラスト通りの順序でカップを並べたり積み重ねたりするリアルタイムアクションゲーム。ユースケ・サンタマリア氏と藤本敏史氏が本気で熱い戦いを繰り広げた。
最後は阿曽山大噴火氏が『私の世界の見方(Wie ich die Welt sehe…、2015年テンデイズゲームズ、オリジナルは2004年ファタモルガーナ社(スイス))』を紹介。お題カードの空欄に合うワードを皆で出して選んでもらうゲームで、深夜番組らしいアダルトな展開になった。これが参加者に好評で、「ぷっすまボードゲーム大賞」に選ばれた。
テレビ朝日:『ぷっ』すまボードゲーム部

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メイフェアゲームズ廃業、ルックアウト社はアスモデグループへ

メイフェアゲームズ(アメリカ)は10日、今後のボードゲーム出版を廃業することを発表した。メイフェアゲームズ傘下にあったルックアウト・シュピーレ(ドイツ)は、アスモデグループ(フランス)に移行し、独立スタジオとしてボードゲーム制作を継続する。
メイフェアゲームズは1981年、鉄道ボードゲーム『エンパイア・ビルダー』を出版するためにシカゴで設立された。18XXシリーズなどの鉄道ゲームからファミリーゲームにも進出し、1996年に『カタン』の英語版を取り扱ってから急成長。2013年にはルックアウトシュピーレ(ドイツ)を買収し(TGiWニュース )、『アグリコラ』など人気ゲームを北米市場に売り込んだ。しかし2016年に『カタン』の権利をアスモデ傘下のカタンスタジオに渡し、ルックアウトシュピーレの英語版が同社のラインナップのほぼ全てという状況の中で、メイフェアゲームズオリジナルタイトルの開発が課題となっていた。
ルックアウトシュピーレ社を含むメイフェアゲームズの製品はアスモデ北米支社に売却され、ルックアウトシュピーレは今後、アスモデグループ傘下の独立スタジオとなる。『アグリコラ』『ル・アーブル』『カヴェルナ』などの販売は、アスモデに変更される北米を除いてこれまで通りとなる見込み。先日のニュルンベルク玩具見本市では、同社が『パッチワーク』の新シリーズを制作することを発表している。
アスモデグループは昨年始めにハイデルベルガーを買収しており(TGiWニュース )、さらにルックアウトシュピーレを傘下におさめたことでドイツ市場への影響力がさらに強まりそうだ。