オインクゲームズの新作『トロイカ』、GM2017秋先行販売
オインクゲームズは12月、タイルめくりゲーム『トロイカ』を先行発売する。ゲームデザイン&グラフィック・佐々木隼、2~5人用、7歳以上、20分、2200円(税別)。12月2~3日、ゲームマーケット2017秋(エリア2)にて特別価格の2000円で先行販売される。
ある星で3つ組み合わせると高価な宝石になる石ころを集めるゲーム。神経衰弱のように机の上にばらまかれたタイルの中から1枚を表にして、すでに表にされているタイルか、もしくは裏向きのタイルかのいずれかを獲得していく。全てのタイルが表向きになってしまうまでに「連番になるタイル3枚のセット」をどれだけつくれるかが得点になるが、「同じ数字のタイル3枚のセット」を最低ひとつはつくれないと、どれだけ得点を集めても無意味になってしまう。
さらに、隠してもっておける枚数の制限や、7のタイルだけほかより枚数が多いなどのルールが絡みあい、短時間ながら、ほかプレイヤーの顔をうかがったり、どう数字を組み替えるか考えたりと、頭を悩ませるゲームになっている。七角形タイルもオインクゲームズらしい、斬新なデザインで目を引く。
オインクゲームズは、今年のエッセン・シュピールに出展した『モダンアート(ドイツ版)』をゲームマーケット限定で販売する。こちらは版権の関係で一般発売されない。予約受付はこちら
内容物:鉱石タイル49枚、得点チップ3種計20枚、遊び方説明書(日本語・英語)
12/2~3に開催されるゲームマーケット2017秋で新作『トロイカ』(作者:佐々木隼)を発売します。 ある惑星で、燃料切れの中、3つ合わせて宝石にも燃料にもなる石をうまく組み合わせるゲームです。詳しくはこちらで→.https://t.co/KYtktrcxpn pic.twitter.com/X5ZwwUywgs
— Oink Games (@oinkgms) 2017年11月19日
こっそり骨を盗み出せ!『ドギーバッグ』日本語版、12月9日発売
『セレスティア』など幻想的なアートワークで知られるブラム社(フランス)が今夏発売した作品。19世紀のロンドンで、恐ろしいボス犬「フェイギン」が集めた骨を夜の間にこっそり盗み出すことを目指す。しかし、彼は片目を開けて寝ていたのだ。
毎ラウンド、各プレイヤーは自分のストックからフェイギンの袋に骨を入れる。そして失敗しないで何枚引けそうかをタイルを順番にとって決定。数字の大きいタイルを取ったプレイヤーから袋の骨を引いていく。黒い骨が出てしまったらバースト。多くのホネを盗もうとすると、その分だけフェイギンに見つかるリスクは高まる。
どこまで欲張るのか、誰が見つかってしまうのか。読み合いが熱い度胸試しのゲームだ。
内容物:犬袋1枚、役割マーカー8枚、戸棚タイル1枚、ホネ101本、ついたて6枚、親マーカー1個、コイン2枚、ルール説明書