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キャメルート(Kameloot)

陣営を変えておいしいところをゲット

Kameloot

他プレイヤーと共同で魔法のアイテムを集め、得点していくフランスのカードゲーム。2陣営を渡り歩いておいしいところを持っていこう。

はじめ各自、シロフクロウかクロネコのどちらかの居酒屋(陣営)を同時に選ぶ。ゲーム中この陣営はどんどん変わっていくので、最初はどちらでもよい。手番には、4枚の手札から同じ種類の魔法のアイテムを出すか、1枚を捨て札にしてアイテム効果を発動させる。同じ陣営内で、魔法のアイテムが数字の枚数出されるとコレクション完成となり、報酬がその陣営内で分配される。

分配は手番プレイヤーから1枚ずつ。陣営が少ないとコレクションを完成させるのは大変だが報酬は大きく、陣営が多いと報酬は少ない。そのため相手陣営がもう少しでコレクション完成というところで陣営を変わり、分け前にありつきたいところだ。

陣営を変えるのはアイテム効果で、ポーションで他プレイヤーを、魔法の服で自分を変えることができる。アイテム効果を使った手番にはコレクションできないので、陣営が変わった次の瞬間に元の陣営がコレクションを完成して裏目に出ることも。

他にもアイテム効果として、山札から2枚引いたり、指定のアイテムを回収したり、コレクションを交換したりするものがあり、予想できない展開を生み出す。山札切れでゲーム終了となり、(陣営ではなく)個人で報酬の最も多いプレイヤーが勝者となる。

陣営があることで連帯感が生まれ、「助太刀いたします」「うちに来ませんか?」「裏切り者~!」など会話が盛り上がるカードゲームだ。

Kameloot
ゲームデザイン:セドリックNH&G.グラール&M.ルーセル&F.ブール
イラスト:インジーニアス・スタジオ
ブルーオレンジゲームズ(2021年)
3~6人用/8歳以上/20~25分
ゲームストア・バネスト:キャメルート

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ニュルンベルク’24:ハンス・イム・グリュック

ボタニクス(Botanicus)
ゲームデザイン:S.T.フェラーリ&V.マッセイリ、イラスト:M.グレーバー&F.G.シュテンメレ、2~4人用、10歳以上、45~60分。

イタリア人デザイナーによる19世紀末の植物園づくりゲーム。土地を購入し、庭師を雇い、最も美しい植物を探し、来訪者が望むものを見ることができるように植物を設置しなければならない。

お金、水、さまざまな成長段階の植物を手に入れる中央ボードのアクション選択では、手番順や強さが変わる。プレイヤーボードでは植物園の来訪者タイルで見たい植物が指示され、満たすことで勝利点を得られる。複数の来訪者の見たい植物が両立できるように、植物園を整えなければならない。

プレイヤーボードは両面印刷になっており、エキスパートモードでもプレイできる。