『アーカムホラー ザ・カードゲーム:ダンウィッチ続章』日本語版、7月5日発売
昨年5月に日本語版が発売されたカードゲーム版『アーカムホラー』の拡張セット。恐るべき存在が、人里離れたダンウィッチ村を恐怖に陥れた。ミスカトニック大学から3人の学者、アーミテイジ博士、モーガン博士、ライス教授が村に赴き、秘められた知識によって武装し、その存在を撃退したかに見えた。しかし数カ月後、アーミテイジ博士の盟友が行方不明になる。何が起きているのか、アーミテイジ博士は、最悪の事態を恐れている……。
この拡張セットでは、アーミテイジ博士の盟友たちの行方を探して悪名高い賭博場クローバー・クラブや、ミスカトニック大学内部などを探索する。2本のシナリオは相互に絡んでおり、捜索の順番や各捜索の結果により、シナリオが分岐していく。また、新しい探索者や新しいカードを使ってさらに深く遊ぶこともできる。
「最近の恐怖に関する事実を知っている者でさえ、何がダンウィッチに関わる問題であるかを言うことはできない……」――H.P.ラブクラフト『ダンウィッチの怪』
内容物:探索者カード5枚、他カード151枚、探索者マーカー5個、キャンペーンガイド1冊(カードサイズ62×88㎜)
アンケート:好きなプレイ人数
Q130:最近の2~4人用ボードゲーム、何人で遊ぶのが好き?
A.2人 11票(7%) |
B.3人 32票(19%) |
C.4人 125票(74%) |
近年のボードゲーム、特に愛好者に人気の重量級ボードゲームはプレイ時間やコンポーネントの関係で2~4人で遊べるものが主流です。『グレートウェスタントレイル』『ファーストクラス』『モンバサ』『マルコポーロの旅路』『オルレアン』『ロシアンレールロード』『ツォルキン』など、枚挙に暇がありません。
こういったボードゲームを念頭に置いて、何人で遊ぶのが好きかをお尋ねしました。結果、最大の4人という答えが圧倒的に多いという結果になりました。「2人の時は基本2人用ゲームで遊ぶもんだと思ってるから……(有我悟さん)」というように、2人で遊ぶなら2人専用ゲームを選び、「3人だと良くも悪くも2vs1になることが多いような気がするので(雪さん)」や「3人の場合、その戦略の選択が2対1に分かれた結果1になったプレイヤーが必然的に勝つというのがありがち(わにのこさん)」というように、3人ではバランスが崩れるため、4人が一番好きということになるようです。
一方、ゲームによって3人がベストというものもあるという声も。「マップのあるゲームでは4人ではきつすぎるケースがあり、3人がベストと思うものも実は多いです(わにのこさん)」
管理人は3人と答えたのですが、その主な理由は時間です。4人では待ち時間や全体のプレイ時間が長くなって、集中力がもたないことがあります。それにゲームによっては、間に挟むプレイヤー人数が多いほど盤面が変化しすぎて先が読めないということもあります。2人ならば、2人専用ゲームは事欠かないのは同意です。
6月のアンケートは、ドイツ年間ゲーム大賞予想です。先月発表された3タイトルのうち、どれが最も大賞に選ばれる可能性が高いでしょうか。あくまで選ばれる可能性であって、自分が好きかどうかではありません。大賞の発表は7月23日です。