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カタン日本選手権2018、犬束良太郎氏が連続優勝

カタン日本選手権の最終決戦となる「ファイナル東京大会」(主催・株式会社ジーピー)が7月29日、東京・高田馬場のホテルサンルートにて行われ、犬束良太郎氏が2年連続3度目の優勝を勝ち取った。今年ドイツで行われる世界選手権には、2位の末村直樹氏が日本代表として出場する。

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昨年の9地区に四国を加え、全国10地区の地区大会(予選)参加者から選抜されたファイナリスト24名が集結。ランダムな組み合わせで2戦した後、成績順にもう2戦を行い、最終戦で成績最上位卓の勝者を優勝とした。優勝した犬束氏は2015年、2017年に続いて3度目の優勝。
カタンの世界選手権は隔年開催となっており、今年10月に第12回世界大会がドイツで行われる。昨年も優勝した犬束氏が辞退したため、日本代表には2位の末村直樹氏が繰り上げで選ばれた。末村氏も2013年ファイナル東京大会で優勝経験のある実力者である。日本代表のこれまでの最高成績は第5回ドイツ大会の大井真也氏、第10回ドイツ大会の松本吉高氏による準優勝。日本代表初の優勝が大いに期待される。
10位までの成績は以下の通り。
優勝:犬束 良太郎
準優勝:末村 直樹
3位:橋本 泰一
4位:小宮 隆雅
5位:堂 久剛
6位:大木 知彦
7位:内田 裕太
8位:伊東 征也
9位:加藤 佳男
10位:田中 萌
ジーピー:カタン18’日本選手権 ファイナル(東京)大会

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ボウザがデザイン『進撃の巨人 ボードゲーム』日本語版、9月上旬発売

ホビージャパンは9月上旬、『進撃の巨人 ボードゲーム(Attack on Titan: The Last Stand)』日本語版を発売する。原作・諫山創、ゲームデザイン・A.ボウザ&L.モーブロン、2~5人用、14歳以上、30分、5800円(税別)。

販売累計6000万部超、7月よりアニメ第3部放映中の人気コミック『進撃の巨人』(アニメ版)を原作としたボードゲーム。デザインには親日家としてもしられるA.ボウザ(フランス)とL.モーブロン(フランス)があたり、オリジナルの英語版は昨年、クリプトゾイク(アメリカ)から発売された。逆輸入というかたちでの日本語版発売である。

1対多で、巨人と調査兵団の熾烈な戦いを繰り広げる。プレイヤーのうち1人が巨人役となり、残るプレイヤーはリヴァイやエレンなど、調査兵団のキャラクターを担当。巨人プレイヤーは毎回アクションカードをプロットするが、一部裏にして出せることで調査兵団プレイヤーの裏をかき、調査兵団を全員倒すか、市民を食らうかして勝利を目指す。

調査兵団の各プレイヤーは戦術ダイスを使い、「巨人を転ばせる」「巨人の目を潰す」「一時休息する」などを実行し、「うなじを削ぐ」などで巨人を倒すことを目指す。各キャラクターには特殊能力があり、それらを活かして協力しなければ勝つことはできない。

原作に忠実に巨人には通常種や奇行種など4種類のタイプがあり、アクションカードの種類が異なるため、ゲームごとに新しい攻略が求められる。また、組み立て式の巨大な巨人フィギュアと建物を使用し、キャラクターコマが上下に移動することで、原作さながらの立体機動の雰囲気も再現されている。

原作をうまく落とし込んだシステムと、数々のボードゲーム賞に輝いたボードゲームデザイナーの手腕で、『進撃の巨人』ファンであるか否かを問わず広く楽しめる作品だ。

内容物:巨人の立体フィギュア+足場1組、ヒーローコマ8個、組立て式の塔1個、巨人のライフゲージとマーカー1組、民間人トークン12個、壁上固定砲コマ6個、特製ダイス20個、ラウフトークン12個、ヒーローカード8枚、巨人カード8枚、アクションカード28枚、戦術カード7枚、ルールブック1部

TGiWレポート:進撃の巨人:最終決戦(英語版)
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