出展者100超え「名古屋ボードゲーム楽市」3月31日開催
3回目となるボードゲーム・マーダーミステリー・TRPG・サプライなどが試遊・購入できるイベント。昨年の第2回は約900名(来場者676名)が参加した。主催はボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE名古屋大須店」とイベント団体「ボードゲームフェスタまいたーん!」で、前回の94団体からさらに増えて103団体が出展し、創作ゲームを中心に頒布する。試遊は12ブースで行われる。
前回に引き続き「楽市フレッシュドラゴン大賞」が24日に発表されており、このイベントが初頒布となる創作ゲーム・サプライの中から大賞に『MONSTER HEX-モンスターヘクス-(ゲームNOWA)』、準大賞として『ゴモクロク(Lotus boardgames)』、特別賞に『ボードゲーム快適グッズStaccard(ボドゲニク)』『ギネンザツエイ(ごみ国際)』などが選ばれている。その他の新作も下記サイトでチェックできる。会場内でチェックしてみよう。
追記:主催者発表によると参加者数(出展者+一般入場者)は1009名。
動物たちが共存する地形パターン作り『ハーモニーズ』日本語版、4月下旬発売
生息地を形成し動物たちを住まわせるパターンビルドゲーム。リベルー(フランス)の今春の新作で、デザイナーは『ロスト・シーズ』のベンヴェヌート。
場にはランダムな組み合わせで3個×5組の地形トークンがある。手番にはそのうち1組を取って、ヘックスマスの個人ボードに配置する。地形トークンは山岳、建物、樹木、水域、平野を表す5色で構成されており、地形と高さのパターンが手持ちの動物カードの条件を満たすと、動物コマを置いて得点になる。
1種類の動物カードには複数の動物コマがあるため、できるだけ少ない地形トークンで同じパターンをいくつも作れるかが勝負。また、他の動物のパターンとの共存もカギとなる。
中央ボードにトークン補充ができなくなるか、個人ボードの空きスペースがなくなるとゲーム終了。動物カードの得点に加えて、各地形の高さ・広さ・長さでボーナスが入る。上級ルールではさらに特定の条件を満たすとボーナスが入る自然の精霊カードも加わり、複合的なパズル思考が求められる。
動物カードのイラストは『ディクシット』シリーズも手掛けたダシルヴァで、パズルチックなメカニクスに自然豊かなテーマを与えている。
内容物 ルールブック 1冊、袋 1つ、中央ボード 1枚、個人ボード 4枚、リマインダーカード 4枚、トークン 120個、動物駒 70個、動物カード 32枚、自然の精霊カード 10枚、得点記録用紙 1冊
ハーモニーズ(Harmonies / Benvenuto / Libellud+HJ, 2024)
地形コマをマイボードに配置して、選んだ動物が住める立体的な地形パターンを作る。ボードは狭いのに同じパターンを複数作らなければならず、しかもほかの動物との両立や地形ボーナスもあるので悩ましい。 pic.twitter.com/fR6cWEm0Qp— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) July 10, 2024