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適当なカンケイ(Qui Paire Gagne)

新しいカンケイの発見
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11枚のいろいろな写真からペアを作り、ほかのプレイヤーと合わせるコミュニケーションゲーム。直感・フィーリングで選んだものがほかの人と合うと嬉しい。
毎回、場の1~11番に写真カードがセットされる。写真は脈絡がないが、それが何であるかはだいたい分かるぐらいとなっている。砂時計が落ちるまで、全員一斉に、手札の番号カードで関係していると思えるペア5組と、余り1枚に分ける。
砂時計が落ちたら答え合わせ。順番に自分が作ったペアを発表し、同じペアを作っている人がいたら得点。余り1枚も、同じものを選んでいた人がいたら得点となる。これを4ラウンド行って合計得点の高い人が勝つ。
答え合わせのときに、なぜそのペアにしたのかを語り合って突っ込み合うのが楽しい。「ハエとコアラ。同じ生き物だから」「?」「オバケとコアラ、目がかわいいから」「?!!」奇想天外と我田引水に驚きと笑いが起こる。
しかしそこで語り合ったことはゲームに関係ないものではない。ほかの人がどんな発想でペアを選んでいるかが、次のラウンドのヒントになる。形で選びがちな人、色で選びがちな人、カテゴリー、名前……事実、ラウンドが進むにつれて得点が上がっていくのは、フィーリングの寄せ合いが起こっているからだろう。しかもそれが言葉によるものばかりとは限らない。
ルール説明はほとんど要らず、1ラウンド目でゲームの肝が分かり、2ラウンド、3ラウンドと進むに連れて新しい発見があり、掴めたと思ったら4ラウンド目には外される。砂時計を使うので時間もかからない。終わってまた遊びたくなるゲームだ。
適当なカンケイ
ゲームデザイン・S.グレン/イラスト・M.ルーセル
スコーピオンマスク(2017年)+すごろくや(2018年)
3~8人用/10歳以上/30分

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TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る(7)

1月3日放送のTBSラジオ「荒川強啓 デイ・キャッチ!」にて、阿曽氏がボードゲームを紹介した。同番組で阿曽氏がボードゲームを紹介するのは一昨年12月以来7回目。
ボードゲームを200種類以上所有しているという阿曽氏が担当したのはニュースクリップ「最新ボードゲーム事情、2019!」という特集。ボードゲームカフェの新規オープンが止まらなかった要因として、オセロ、バックギャモン、ラミィキューブの世界選手権で日本人が優勝したことやテレビ番組で次々と取り上げられたことを挙げ、『ボードゲームカフェパス』にも言及した。
『ザ・マインド』『文絵のために』『ゴモジン』の3タイトルを紹介し、『ゴモジン』は説明を受けながら実際にプレイした。一問目は「仕事オトコ」からサラリーマンを一発で正解。二問目は「失敗プレイ」「野球ミスダ」「失敗ボール」からエラーを当てられず。三問目は「髪毛ドライ」からドライヤーを一発で正解。四問目は「投手カーブ」「蹴玉ボール」でシュートを正解した。
斬新なゲームばかり紹介されて戸惑い気味だった強啓氏は最後に「あっという間のお時間でした」とコメント。『ゴモジン』はヒントを作るのが少しむずかしい様子だった。放送はホームページのバックナンバーで聴くことができる。
TBSラジオ荒川強啓 デイ・キャッチ!:ボードゲーム愛好家・阿曽ちゃんの「最新ボードゲーム事情、2019!」
TGiW:TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る
TGiW:TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る(2)
TGiW:TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る(3)
TGiW:TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る(4)
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TGiW:TBSラジオで阿曽山大噴火氏ボードゲームを語る(6)