残ったダイスが決め手『ノコスダイス』11月28日一般発売
オリジナルはゲームマーケット2016神戸でQuoth Gamesから少数頒布されたトリックテイキングゲーム。作者はポッドキャスト「卓上遊戯の快楽」に出演しているyskこと松本裕介氏。精力的に海外ゲームの日本語版を手掛けているEngamesからは初めてとなる、同人作品の商業出版である。配られたカードだけでなく、ドラフトしたダイスも手札として使える異色の作品だ。
タイトルの通り、残されたダイスが勝利の鍵を握る。ダイスのドラフトが終了すると、ドラフトプールにはダイスが1つ残され、そのダイスの色と数字が切り札になる。さらに、手元にドラフトしたダイスは、最後に1つだけ残し、その残ったダイスの出目がビッドになる。
国内販売だけでなく、来月にフィラデルフィアで開催される「PAX Unplugged」にも出展予定で、海外のメーカーへのサブライセンスも視野に入れている。世界のトリックテイキングファンも唸らせる作品となるだろう。
幻冬舎、『ラッセーラ ゲーム NEBUTA BEAT』を11月27日発売
オリジナルはゲームマーケット2019春に「くじらだま」から発表された同人作品。『タギロン』『ラブレター』『はぁって言うゲーム』『カタカナーシ』に続く、ゲームマーケット作品の幻冬舎による一般発売である。
きらびやかな山車と共に「跳人(はねと)」が「ラッセーラ、ラッセーラ、ラッセラッセラッセラー」の掛け声に合わせてぴょんぴょんと跳ねながら踊ることで知られる青森県のねぶた祭り。このゲームではプレイヤーが跳人となり、「ラッセーラ」の掛け声とリズムに合わせてカードを出し跳ね踊る。
踊る人はカードで指定され、踊るべきときにリズムよく踊れなかったり、踊ってはいけないときにつられて踊ったりしてはいけない。リズム感に加えて瞬間判断力が試される。
内容物:ハネトカード36枚、カラスハネトカード18枚、担当模様カード6枚、説明書*追加ルール(日本語/英語)
NEBUTA BEATのテストプレイ動画です!くっそ笑ったww 見てる方もめっちゃ面白いwww pic.twitter.com/9olV84Ecow
— くじらだま@ゲムマ2019秋(土)Q19 (@kujiradama) March 16, 2019