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オークション&セットコレクションで支持を集める『セネターズ』日本語版、11月23日発売

ニューゲームズオーダーは11月23日、『セネターズ(Senators)』日本語版を発売する。H.タータ&R.タータ、イラスト・S.グスタフソン他、3~5人用、12歳以上、45~60分、3500円(税別)。
共和政末期のローマで派閥の長となり、富を用いて元老院(セネター)での支持を買い求め「カエサル」となることを目指す。フェルティ社(フランス)より2017年に発売された作品。フェルティ社によるドイツ語・フランス語と、インディー・ボード&カード社による英語版以外の言語で出るのは初めて。
4つの市場で売りに出される資源カード(6色、各1~9が1枚ずつ)を入札で獲得する。落札者は代金を手番プレイヤーに支払うが、逆に手番プレイヤーがその額を支払えばカードを獲得できる。こうして同じ数か色のカードが3枚揃ったら、数字の合計金額で売却。そのお金で元老院の支持を獲得する。
そのうち市場では元老院カードの入札が行われ、派手な特殊効果が炸裂し始める。手番ごとにめくられるイベントカードで「戦争」が4枚出たらゲーム終了で、最も多く元老院の支持を獲得していたプレイヤーが勝利する。
手番には、「強請」というアクションがあり、他プレイヤーのカードを提示額で買い取る。ここでも提示額を逆に支払うことで拒否できるところも濃厚な駆け引きを生む。

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周到な準備でロケット発射『リフトオフ』日本語版、12月12日発売

アークライトは12月12日、宇宙開発ゲーム『リフトオフ(Lift Off)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.ヴァンデアステーン、イラスト・クリエーティフブンカー&N.ラモス&A.レーシュ、2~4人用、12歳以上、プレイヤー人数×30分、5800円(税別)。
ハンス・イム・グリュック社から昨秋発売された作品。スカウトアクションで3位、オーストリアゲーム賞フリーク部門でノミネートされた。レトロアメリカンなアートワークが印象的な作品。ドイツ語版はメビウスゲームズが取り扱っていた。
舞台は1950~60年代、米ソが宇宙開発競争を繰り広げる中、民間機構として貢献するべく、専門分野を発展させる。そのために推進ロケットを改善し、専門家を雇って技術を向上させ、個々のミッションを達成して、物品を宇宙空間へと打ち上げよう。
毎ラウンド、専門家のカードドラフトをするところが戦略の柱。各自3枚の中から1選んで、残り2枚を隣のプレイヤーに回す。同じく自分も受け取ったらさらに1枚を隣に回します。こうして選んだ中から2枚を使ってアクションを行う。
アクションでは自分のロケットを改良し、新たなミッションカードを手に入れる。条件を満たしたロケットを発射させると勝利点や効果を入り、8ラウンドで得点を競う。
内容物:ミッションボード1枚、カード類230枚、トークン類90枚、ロケットタイル8枚、個人ボード4枚、宇宙ステーションタイル11枚、第2フェイズタイル1枚、ロケットコマ44個、親マーカー1個、ルール説明書1冊、カード解説シート1枚(カードサイズ2種:59×91mm、43.5×67.5mm)
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