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ボードゲーム交換会

温泉ゲーム合宿で、ボードゲーム交換会を始めて3回になる。参加者が遊ばなくなったゲームを持ち寄り交換するもので、食事の後のイベントとして定着しつつある。やり方を参加者と相談してブラッシュアップしてきたが、次のような2つのレギュレーションが今のところよさそうだ。 1.評価ポイント順 ・持ってきたゲームを…

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ファンタジスタ

ボードゲームには、デザイナーやメーカーが意図したターゲット(子供・ファミリー・フリーク)があり、それに合わせてシステムやイラストがデザインされている。 システムについていえば、子供向けは運を楽しむもの・記憶もの・ギミックものが代表的で時間は10〜15分くらい。フリーク向けは長期的戦略(ストラテジー)…

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失敗する権利

確か益田ラヂヲさんだったと思うが、10年近く前に「失敗する権利」というのが論じられたことがある。ちょうど畑村洋太郎氏が『失敗学のすすめ』を著し、失敗を必然的なものとして受け止め、その原因や背景を分析する必要性が叫ばれた頃だった。 ボードゲーム界隈でなぜこのような話になったかというと、ゲームのチョイス…

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日本語ルールのクオリティ

翻訳者の記名について(Board Game Case Studies) ボードゲーム愛好者は、「しなければならない」のか「してもしなくてもよい」のか、どのカードでもいいのか特定のカードなのか、1つだけか複数でもよいのかなど、細部を非常に気にする。それが翻訳で明らかでないと原文にあたり、違っていると悪…

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買うべきか拡張

所有ゲームの拡張が発売されると反射的に買いたくなるものだが、未プレイが多い中、本当に遊ぶか考えると、なかなか手に取れないでいる。 拡張というのは、基本セットを何度も遊びこんで多少飽きが来たころに入れてみるスパイスのようなものだと思う。愛好者の中には基本セットが微妙だから拡張を入れてみるという意欲的な…

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日本語版バブル

アークライト移籍になって初のGameLinkを読んで驚いたことは、フリーゼ特集の記事の充実ぶり(ストーンRさんが全作品をレビューしたほか、ドイツからの寄稿を翻訳掲載)もそうだが、日本語版と、国産オリジナルで誌面のほとんどが占められていることだ。 アークライトの『サンダーストーン』『究極の人狼』、ホビ…

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ネット通販について

8月28日にサイコロランド、9月6日に猫のしっぽというボードゲームのネット通販ショップが相次いでオープンし、競争の激化が話題となった。現在ボードゲームのネット販売を行っているショップは全国に30店以上あり、そのうち店舗を持たない通販専門が10店ほどある。 これだけたくさんショップがある中でどのショッ…

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ファミリーゲームのリスク

先日、都内でバブル大佐&マダム・ザザ(www.boppai.com)とお会いした。声だけはおなじみの2人と直接会うことになって楽しみにしていたが、期待に違わぬおしゃべりだった(いつも飲みながらトークしている2人につられて、久しぶりにビールを飲んだ)。 そのとき、テレビゲームでは、実はファミリー向けの…

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エデンの園ゲーム

『週刊ヤングジャンプ』で連載されたマンガ「ライアーゲーム」が、テレビドラマ化を経て、今年3月に映画化された。主演・戸田恵梨香、松田翔太。 多額の賞金をかけた壮絶なブラフゲームが見ものの同作品だが、映画では「エデンの園ゲーム」というルールで賞金を奪い合う。 11人のプレイヤーは、1人ずつ投票室に入り、…

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コレクター道:アドルング篇

テーブルゲーム・コレクター道 シリーズ第1弾。  「アドルング・シュピーレ」 ◎Adlung Spiele http://www.adlung-spiele.de/  この趣味を続けてきて、いつの間にか特定のメーカーのゲームを贔屓にして集めていることに気づく。  アドルング・シュピーレは、小箱のカー…