カテゴリー: あ行
ウサギとハリネズミ(Hase und Igel)
人参が余ってゴールできない! ドイツ年間ゲーム大賞の第1回目の受賞作品。ボードゲーム大国ドイツの幕開けは、このイギリスからの輸入ゲームによって始まった。人参を食べてゴールを目指す、ダイスを使わない双六ゲームである。 2回のリメイクを経て現在も発売されていることから分かるように、その魅力はこれだけたく…
オーマイガー!(Aargh!)
そんなルールがあったような 自分たちでルールを決めてカードを出していくオランダのゲーム。カードには円、三角、四角が1〜2個、白黒で描かれており、背景の絵は3色あって、半分白いものもある。手札のカードを全部なくすことが目標だ。山札から1枚めくってスタート。 スタートプレイヤーは、「三角の上に四角を出せ…
インクハート・ダイスゲーム(Tintenherz – Das Würfelspiel)
取られる前に取るか ドイツの児童文学作品に基づく映画のダイスゲーム。原作”Tintenherz”(インクの心)は2003年に出版され、23ヶ国語に翻訳された。日本でも『魔法の声』(リンク:アマゾン)というタイトルで発売されている。国際的な人気を受けて、2005年に続編R…
いいじゃない(Saugut)
カーカーブーブーうるさい 鳴き声でパートナーを見つけるパーティーゲーム。 まず手札から1枚、動物が書かれたカードを伏せて出す。そして全員同時に、その動物の鳴き声を出す。ブーブーブー、ヒヒーン、ワンワン、シュルシュル・・・同じ動物を出しているパートナーだと思ったら握手。同じ動物だったら捨てられる。手札…
ウントチュース!(…und Tshuss!)
手札運も駆け引き次第 今年水曜日の会で再販したカードゲーム。ゲーム内容はこちら。黄色いキャラクターが印象的だが何という名前なのだろう? ゴルトジーバー版よりも、全体的に明るいデザインになったが、最後まで残るか、途中で降りるかという選択にぎりぎりまで迷わされるスリルは健在。手札が悪くても、ほかの人の出…
オートモービル(Automobile)
アメリカの栄光を再び アメリカ自動車産業が勃興した1930年代を描いたウォレスのボードゲーム。血を吐くような開発競争と、先の読めない需要、頭の痛い資金不足が待っている。 はじめは人物マスに駒を置いてプレイ順を決める。プレイ順が早ければ自動車を先に売れるが、後だとより新しい工場を建てられるから、状況に…
アラスカ(Alaska)
溶けていく足場 氷をわたって中央の島からコンテナを持ち帰るゲーム。第1回のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品。すでに30年近く前のゲームだが、今遊んでも決して古びていない。 ゲームは湖に氷が張る冬から始まる。カードで指示された氷を、好きなところに並べて中央の島への道を作る。氷が敷き詰められると、春…
オリエント(Oriente)
紳士服のたかのさんから、ゲームマーケットで販売されたボードゲーム漫才集『明日もホームラン』をわざわざインドまで送っていただいた。これで3号、ゲームマーケット影の注目作である。早速一気に読破し、その後ちびちびと読み直している。『ボードゲーム王国』もそうだったが、外国で読むと一字一句までゆっくり見るよう…
アイスクリーム(Ice Cream)
シド・サクソンの遺作からスタートしたFace2Faceが、今秋に発売を予定している新作カードゲーム。メーカーから日本語訳を仰せつかった。 このメーカー、ムーンとボルグのウォリアーズ、その拡張ドラゴンホーズではまだ有名デザイナーを使っているが、このゲームはJ.M.フーバーというほぼ無名のデザイナー。ド…
オリンピア2000(紀元前)(Olympia 2000 (v. Chr.))
円盤投げ,競走,幅跳び,弓,複合の5種目を順々にこなしながら,点数を集めていくゲーム.『1号線で行こう』『メディナ』のドラ作. カードには選手が描かれており,それぞれ得意,不得意な種目があります.種目が決められたらカードを一斉に出して,その種目の順位を見て,1位のプレイヤーがチップをもらいます.怪…