『アナクロニー』『ヴォイドフォール』のマインドクラッシュゲームズ(アメリカ)から2015年に発表され、ゴールデンギーク賞の3部門(ボードゲーム、ストラテジーボードゲーム、アートワーク&プレゼンテーション)ノミネート、ポルトガル年間ゲーム大賞ノミネートと高い評価を得た同タイトルの10周年記念版。キックスターターで行われている先行予約に合わせて、Engamesが日本語版の先行予約を行っている。
架空の19世紀後半を舞台に、奇術師たちが壮大なトリックを仕込んで腕前を競うワーカープレイスメントゲーム。チームにはエンジニア、アシスタント、マネージャー、見習いがおり、複雑なトリックの設計図や部品を手に入れ、チームを拡充させ、繁華街、市場街、裏通り、劇場を訪れてパフォーマンスの準備を進める。パフォーマンスに成功すると名声点とコインが得られ、名声点で勝敗を決める。
4つの拡張セット『ダルゴーの贈り物(Dahlgaard’s Gifts, 2015)』、『ダルゴーの学院(Dahlgaard’s Academy, 2019)』、『技術の黎明(Dawn of Technology, 2019)』、『神秘の技(Arcane Arts, 2025)』を含み、その他に整理収納用カスタムトレイ、メタルコインセット、リネン製スタンディングポーチ4個、アニバーサリー・エディション用の代替アートが施されたメインボードが入っている。
キックスターターで申し込んだ場合、日本語版ではないので注意。また、キックスターターのメニューになっている拡張セットおよびアップグレードパックも日本語版にはならない。一般販売するかどうかは今回の予約数次第で、価格も35200円(税込)になる見込みなので、確実・安価に入手しておきたい人はここで申し込んだほうがよさそうだ。
Engames:トリッケリオン アニバーサリー・エディション
(写真は英語版)